オークマMC-60VAEとDNC通信をしているWindowsXP機をそろそろ退役させたいのでWindows7、
もしくはWindows8で動作する、できればフリーウェアのDNC通信ソフトをふたたび選定し始めました。
オークマ機の通信設定に関しては、以下の記事のコメントが神です。
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/185074340.html#comment
現在の状況
・オークマMC-60VAE OSP7000 DNCオプション有り
使用PC Win7 64bit DNC時のみWinXP 32bitを持ってくる
使用ケーブル コレガ CG-USBRS232R Serial B003(MC-5VAとはなぜか通信できない。)
使用ケーブル 自作専用ケーブル NMJ-98-020411W-02M(DNC可).pdf
通信ソフト NCターミナル (以下参照) および DNET4.8(以下参照)
・オークマMC-5VA OSP5000M DNCオプション無し
使用PC Win7 64bit
使用ケーブル コレガ CG-USBRS232R Serial B010
(Serial B010は通信できるが、他のSerialはなぜか通信できない。個体差あり。)
使用ケーブル 自作専用ケーブル NMJ-98-020911W-10M(5VA).pdf
通信ソフト NCターミナル (以下参照)
5VAで使っている専用ケーブルはDNC通信ができない仕様です。
60VAEで使っているDNC可なヤツでも普通に通信できるので、新たに製作するなら
60VAEのところにある図面を使うと良いと思います。
ケーブル、うちはここで作ってもらいました。
http://www.cabling-ol.net/cabledirect/
・ロボドリル
コンパクトフラッシュカードでデータ転送
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0002QNIBK/ref=oh_details_o01_s00_i00?ie=UTF8&psc=1
面倒なので、ケーブル接続に変えたい。
以下、選定中のソフトウェア
NCターミナル
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se186064.html?r
オークマMC-5VAやMC-60VAEへのDNCじゃないメモリへの転送に使用中
シンプルで使いやすい
フリーウェア
DNCはできない、、、と思う。(やってみたことがあるが、途中で止まった気がする)
DNET4.8
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se230442.html
WinXP 32bitのPCで現在使用中
DNC通信できる
シンプルで使いやすい
フリーウェア
WinXPは動作するが、Win7でアプリ終了時に写真のようなエラーが出てうまく動作しない。
このエラーのせいでWinXPのPCが退役させられない
WinXPモードでも動作しない厄介なやつ
COMポートを認識しない。
DNET LAN
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se348110.html
LAN接続ができるロボドリルに使えそう。まだ使ってないのでなんとも。
DNC運転ができるみたい。
Win_rs
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015642/index.html/nowver.html
DNC対応
winXP全盛の時代にDNETのほうがうまく動いたため、いままで試していなかった。
評判が良いので、今回はこれにトライ。
弊社にあるのはよく分からないバージョンの
Win_Rs(soshin1.exe) ver 0.249
です。
HPでの公開版は0.225ですが、こちらは試していません。
コメント欄にオークマMC-60VAEと通信できた設定ファイルの中身を載せます。
win_rs.exe ver 0.566
は試せど試せど、うまく通信できません。なんなんでしょうか。
スクリーンショットはこのver 0.566のものです。
ComncV3
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se483245.html
完全にうちの要求を満たしているようで、なんかあまりご縁が無いソフト。
たしか動作がやたらと遅かったり、通信設定がうまく行かなかった気がします。
G-space (切削シミュレーション&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se117568.html
通信ソフトを探していましたが、異常に高機能そうなシミュレーションソフトを発見しました。
加工シミュレーションを持っていない場合は重宝するかも。
DNC通信はできるんでしょうか??
PlayNcComm
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se190932.html
DNCで送信できるかよくわからない
NCからPCへデータ転送できない
6,000円のシェアウェア
ハイパーNC転送ツールWin
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se100706.html
シンプルすぎるほどシンプル
NCターミナルがあれば、使わなくても良いかな。。。
NCtrans
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se205034.html
エラー出ちゃうのでなんとも言えませんが、DNC対応ではない気がします。
2,000円のシェアウェア
NCGOPE
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se193861.html?r
DNC通信はできるか不明
メモリへの転送の通信をするには良さそう
NCプログラムから軌跡をX-Y平面で見た時、Y-Z平面で見た時、X-Z平面で見た時で表示できる
NCターミナルのかわりに使うのも良さそう。
PUU2002
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se259638.html?y
http://www.vector.co.jp/soft/unix/business/se133058.html (Linux版)
コマンドプロンプトなので、ちょっと取っ付きにくい。
Linux版があるので、サーバと兼用するときは良いかも。
DNC通信対応している。
TCP/IP接続にも対応している。
こんな装置を挟んでいろいろテストするのも
面白そうですね。長期使用は耐久性に不安が残りますが・・・
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4-SANWA-SUPPLY-D10-25-RS232C%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B00008BB87/ref=wl_it_dp_o_pC_S_nC?ie=UTF8&colid=3MNE8XW8WC81B&coliid=IHWX1W3N4TKAO
それからお使いのOSP5000mはメモリが少ないみたいでDNCの流し込みがうまくいかないようなことを耳にしたことがあります。
ご無沙汰しております。
この装置、ZENKYUさんが弊社に来てくださったときに使っていました。
通信させると信号がピカピカ光って見えるみたいです。
DNCモードでのプログラム送信は問題無く出来るようになりましたが、メモリへ転送するのは出来たと思ったら出来なくなったりします。
今のところよくわかりません。
設定ファイルでおかしいところがあったら、ぜひ教えてください。
[Win_RS設定]
送信起動1=COM1
半径ゼロチェック=無効
2バイトコード出力=無効
無変換出力=無効
開始・終了DC出力=有効
ラベル毎%出力=無効
先頭%出力=無効
最後%出力=無効
受信後開く=有効
最後%LF出力=有効
ブロックスキップ文字=/
ブロックスキップ=無効
コメント開始文字='
コメント=無効
無視文字列="
区切文字=;
無視文字=無効
サイクルスタート無視=無効
再送モード=有効
受信時ダイアログ表示=有効
空白出力=無効
空白数=0
空白位置=プログラム先頭
EOB=LF+CR
受信改行=LF+CR
CR数=0
送待ち時間=0
受待ち時間=0
起動時送信=無効
ドラッグ&ドロップ送信=有効
送信後終了=無効
受信後終了=無効
:→O変換=無効
DC3→&H93=有効
送信ファイルクリア=しない
立ち上げ時DNC送信=0
推定残り加工時間表示=有効
時間補正係数=1.0(STANDARD)
1st 起動ポート=1
2nd 起動ポート=0
エディタ設定=設定なし
VIEWER設定=設定なし
設定エディタ=無効
設定VIEWER=無効
入力バッファ処理数=1
LEFT=810
TOP=400
ボ-レ-ト=19200
ストップビット=2
フィルタ1=ユーザー設定(.min)|*.min|すべてのファイル(*.*)|*;*.*
フィルタ2=ユーザー設定(.min)|*.min|すべてのファイル(*.*)|*;*.*
フィルタ3=
変換ファイル=
OpenDialogPreview=1
SaveDialogPreview=1
COM4窓色=clSilver
COM4文字色=clBlack
文字列変換=無効
ファイルオープンディレクトリ=E:\HyperTemp\nc\
COM5窓色=clSilver
COM5文字色=clBlack
ファイル受信ディレクトリ=E:\Hyper一時ファイル\nc\
COM7窓色=clSilver
COM7文字色=clBlack
COM1窓色=clSilver
COM1文字色=clBlack
COM3窓色=clSilver
COM3文字色=clBlack
RS232Cの通信は私のホビーでもあるので、色々と試してみたいのですが、事情があって今年になってから超多忙です。
すみません、以下取り留めもなく書いてしまいます。
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OSP5000MとOSP50000M-Gとは、
RS232Cの仕様・パラメータの位置が異なります。
パネルはよく似ていますが、画面内の文字を見れば判別できます。
ファンクションキーに漢字が使われていない(半角カナ)…OSP5000M
ファンクションキーに漢字が使われている …OSP5000M-G以後
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通信中に送受信するNCデータの内容を表示すると、肝心の送受信処理に影響する恐れがあるので、非表示(もしくは表示/非表示の切り替えができる)の通信ソフトのほうが無難と思います。
また、NCデータの内容が表示されるソフトの場合、「互換性」の「視覚テーマを無効にする」「デスクトップコンポジションを無効にする」にチェックしておいたほうが無難とも思います。
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RS232Cのミニテスタは私も持っています。
RS232Cのミニワイヤリングは、欲しいとは思っていますがなかなか買うところまではいきません。
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バッファ運転もメモリへの一括転送もプロトコルは同じなので、一括転送だけできないのは不思議ですね。
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通信ソフトを自身で開発するというのも一案です。
RS232Cの通信はPerlでも可能です。
64bitOSの場合は留意点があって、下記等が参考になると思います。
http://www.ginnokagi.com/2012/04/perl_2.html
私も最近は通信テスト等のツールにPerlを使っています。
昔はBASICとかC言語とかでしたが、Perlのほうが楽ちんなので。
バッファ運転で使うには充分検証が必要と思いますけど…
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Win32::SerialPortをインストールする際にCOM1が有効となっていること。
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USB-シリアル変換アダプタ等を使う場合、Win32::SerialPortのインストール前にCOM1にしておきます。
>メモリへ転送するのは出来たと思ったら出来なくなったりします。
同じようになったので、パソコンのCOMポート同士を接続して、Win_Rs(soshin1.exe)⇒ターミナルソフトの通信テストをしてみたところ、ターミナルソフトからDC3を送ってもWin_Rsの送信が止まらないことがありました。
もう少し調べてみます。
ちょっと前にWin_Rsが64ビットでも動くかどうか検証した事ありましたが
私自身の使っているPCはまだXPなので、休み時間にWindows7、64bit機で
あらためてテストしてみました。
たしかに当方でもまったくうまく動作しない時がありました。
でもその時は結線が少し違っていたんですよね。
で、soshin1.exe のヘルプファイルに書かれている推奨結線で
組み直してやったところ正しく動作しました。
FAX届いていますよね。すみませんそっち見てください。
オークマうちにはありませんので参考という事で。
きょうもあらためてDNC運転してみました。
PCからの送信がじゅうぶん待たされる状態での10分ぐらい、サイズ20KBぐらいの運転です。
設定ファイルも持ってきましたが
ボーレート
ストップビット
CODE
DC3
このあたりが機械と合ってれば送受信出来ないということは無いはづ・・・・・
[Win_Rs 設定]
LEFT=20
TOP=211
WIDTH=393
HEIGHT=367
起動ポート=COM1
ファイル選択プレビュ=1
ファイル保存プレビュ=1
送信ファイル選択フォルダ=
送信ファイル保存フォルダ=
送信ファイルフィルタ=すべてのファイル(*.*)|*;*.*
受信ファイル保存フォルダ=
受信ファイルフィルタ=
リスト選択フォルダ=
リスト保存フォルダ=
リスト選択フィルタ=
ストップビット=2
ボーレート=4800
送信バッファ処理数=1
CODE=ISO
DC3=13H
MEM/DNC=MEM
送信開始時DC2出力=1
送信終了時DC4出力=1
送信先頭%出力=1
送信末尾%出力=1
ラベル毎%出力=0
末尾%改行出力=1
%コメント出力=0
無視文字列有効=0
無視文字列=
無視文字列区切=;
ブロックスキップ=0
ブロックスキップ文字=/
コメント開始=1
コメント開始文字='
送信後終了=0
送信後終了秒数=0
送信遅延=1
送信遅延時間=1000
送信ウエイト延=0
送信ウエイト時間=10
送信改行文字=CR+LF
再送モード=0
2バイトコードチェック=0
リセット送信ファイルクリア=1
送信完了時ファイルクリア=0
推定加工残時間表示=1
送信データ表示=1
コメント表示=1
進捗表示=1
起動時送信=1
ドラック&ドロップ送信=1
サイクルスタート無視=0
無変換送信=0
出力文字変換=0
サブプロ無視コード=0
受信開始時DC出力=1
受信開始時DC1=1
受信終了時DC出力=1
受信終了時DC3=1
受信後終了=0
受信後終了秒数=0
受信後ファイルを開く=0
受信改行文字=CR+LF
受信終了検知時間=2
ラベル:→O変換=0
無変換受信=1
制御コード削除=1
受信先頭%出力=1
受信末尾%出力=1
継続受信=0
リセット受信ファイルクリア=1
受信エラー修復=1
COM1窓色=clAqua
COM1文字色=clWindowText
エディタ有効=1
エディタ=C:\Edit\sakura\sakura.exe
エディタ選択フォルダ=C:\Edit\sakura\
VIEWER有効=1
VIEWER=
VIEWER選択フォルダ=
その他のアプリ有効=0
その他のアプリ=
その他のアプリ選択フォルダ=
検索・保存フォルダ=
通信ログ保存=1
ログ最大サイズ=50
ファイルコール命令=R/
ファイルセーブ命令=S/
ファイルリスト命令=L/
ハンディON命令=&H
ハンディOFF命令=:
ログ取り込み命令=P/
ファイル削除命令=D/
ファイル名変更命令=RN/
ファイル名変更区切=/
メール送信命令=M/
検索フォルダ=
メールホスト=
メールID=
メール送信者=
送信者アドレス=
SMTPポート=25
送信先アドレス=
メール件名=
エディタ0=C:\Edit\sakura\sakura.exe
VIEWER0=
旧文字列1=M08
新文字列1=M27
送信ウエイト=0
化け文字変換=1
テスト条件
Windows7 プロフェッショナル 64bit
Win_Rs ver0.565
制御機 FANUC11M
なぜか「無効」にしないとDC3(&H93)で止まらないようです。
下記の設定でバッファ運転もメモリへの一括転送もうまくいっているように見えます。
初期値から変更したのは「COMポート」「転送速度」「受信時の改行コード」です。
----------
[Win_RS設定]
送信起動1=
半径ゼロチェック=無効
2バイトコード出力=無効
無変換出力=無効
開始・終了DC出力=無効
ラベル毎%出力=無効
先頭%出力=有効
最後%出力=有効
受信後開く=無効
最後%LF出力=有効
ブロックスキップ文字=/
ブロックスキップ=無効
コメント開始文字='
コメント=無効
無視文字列="
区切文字=;
無視文字=無効
サイクルスタート無視=無効
再送モード=有効
受信時ダイアログ表示=無効
空白出力=無効
空白数=0
空白位置=プログラム先頭
EOB=LF
受信改行=LF+CR
CR数=0
送待ち時間=0
受待ち時間=0
起動時送信=無効
ドラッグ&ドロップ送信=無効
送信後終了=無効
受信後終了=無効
:→O変換=有効
DC3→&H93=無効
送信ファイルクリア=しない
立ち上げ時DNC送信=0
推定残り加工時間表示=有効
時間補正係数=1.0(STANDARD)
1st 起動ポート=1
2nd 起動ポート=4
エディタ設定=設定なし
VIEWER設定=設定なし
設定エディタ=無効
設定VIEWER=無効
入力バッファ処理数=1
LEFT=340
TOP=396
ボ-レ-ト=19200
ストップビット=2
フィルタ1=ユーザー設定(.MIN)|*.MIN|すべてのファイル(*.*)|*;*.*
フィルタ2=
フィルタ3=
変換ファイル=
OpenDialogPreview=1
SaveDialogPreview=1
COM3窓色=clSilver
COM3文字色=clBlack
COM4窓色=clSilver
COM4文字色=clBlack
ファイルオープンディレクトリ=D:\com_1\
COM1窓色=clSilver
COM1文字色=clBlack
----------
運用前に充分な検証をお願いします。
ちなみに、上で使用したターミナルソフトは「ターミナルのおっさん Version 1.04」というフリーソフトです。
参考になれば幸いです。
ZENKYUさん
ありがとうございます。
本日トライしてみます。
すみません、名前を入力するのを忘れてしまいました。
上記の書き込みは私です。
Win_Rsについてもう少し調べてみました。
DNC-Bではなくて、テープパンチャインターフェースの送受信でのWin_Rsの使用は問題ありのようです。
その理由は、Win_Rsは、送受信共に(OSP)RS⇒(PC)CSのOFF→ONをトリガにして処理を進める仕様になっている様子だからです。
DNC-Bは、送受信後に都度RS=OFFするので問題ありません。
テープパンチャインターフェースは、電源投入時はRS=OFFですが1度送受信するとRS=ONのままとなるので、その後は送受信ができなくなります。
最近になってパラメータで送受信後にRS=OFFできるようになりましたが、少なくともOSP5000L-G/OSP5020L・OSP5000M-G/OSP5020Mはそのようにはできませんので、NCターミナル等他の通信ソフトと使い分ける必要がありそうです。
現在は面倒なので、こちらを使用しています。
ナスカ・プロ マルチ通信
https://www.godo.co.jp/all-products/nazca-pro-nsk-dnc/