事業再構築補助金の第4回で採択されまして、オークマ同時5軸マシニングセンタ MU-6300V-Lを導入予定です。
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ざっくりしたスペックとしては、
項目 | MU-6300V-L |
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テーブルサイズ | ø630mm |
ストローク | X1450 Y1150 Z600 A+90/-120 C360° |
最大ワーク寸法 | φ840 高さ450(APCにより高さ100減) |
パレットチェンジャ | 6 APC |
主軸仕様 | HSK-A63旋削仕様7MPスピンドルスルー |
主軸回転速度 | 20,000 RPM |
工具収納本数 | 200本マトリクス |
機械の大きさ(W×D×H) | 4,850×2,990×3,525(APC込み7m x 7m x 高さ3.5m) |
仕様展開 | 旋削あり800RPM |
同時5軸仕様 | ハイスペック/高精度仕様 |
クーラント仕様 | スラッジレスタンク(シマダ機工向け特殊オプション) クーラントチラー オイルスキマ |
の予定です。
現在はDMG DMU80Tという同時5軸マシニングセンタを所有しており、
同時5軸加工、位置決め5軸加工などで航空機部品、複雑形状部品などを加工しております。
このDMU80Tにくわえて5軸マシニング加工を増強するため、今回は機械の信頼性とアフターサービス体制の素晴らしさからオークマの5軸マシニングセンタを選定しました。
仕様はなるべく自動化省力化できる仕様とし、少ない人数でも自動で昼夜24時間、土日祝日も加工し続けてたくさんの価値を生み出し続ける、ということを目指しました。
このような形態でのお仕事を予定しています。
オプション類の選定は、加工のみで面粗度を向上させて磨き作業のリードタイムを削減して迅速にお客さまにお届けできるものや、切削液や切り粉処理など付帯作業を少なくして加工費を下げられるようなオプションを選びました(ほとんど全部盛りになりました)
人員体制は1台の機械に対して3人くらいでCAM作業および段取り作業をする予定です。
CAMはOPENMIND hyperMILL 5台を使用します。