2016年08月29日

工場の吊り扉 修理完了


正面扉がとっても重たくて開け閉めが大変だったのですが、修理が完了して小指1本でも、とはいきませんがスイスイ扉の開け閉めができるようになりました。



6月の終わりくらいに工場のトビラが重いという記事を書いて、すぐに修理依頼してたのですがなかなか手ごわかったです。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/439285529.html

サビてまた動かなくなるのがイヤだと思って、業者さんにステンレス製の滑車を型番指定して依頼しておきました。
https://www.monotaro.com/g/00205323/


依頼した業者さんから、なにやら下請け、孫請け、ヒ孫請けへとどんどん流れていって、その都度なんどもおなじ質問が電話でかかってくるのでウンザリしました。
レールのサイズとか調べて資料もいっしょに送ってあったんですけどね。そもそも滑車を型番指定してますし。


話しているうちになんだか信用できなくなってきて「指定したステンレス製のヤツ以外を持ってきたら追い返しますからね」と念を押しておきました。


工事日当日、業者さんの持ってきたモノ確認しに行ったらやっぱり違うやつを持ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

一番安いヤツを持ってきてました。
https://www.monotaro.com/g/00138120/


「滑車なんて鋳物でもステンレスでも同じ!サビない!」と言っていましたけど、約束通りに追い返しました。やれやれ。
業者さんが持ってた指示書を見たら、私の指定した型番で手配するようにちゃんと書いてありましたので、理由は十分です。


いちおうその業者さんの言うことも聞きますよスタンスで、後日の工事の時にホントにサビないかどうか、比較のために持ってきてもらいました。

IMG_9634.JPG

左下がこれから交換するステンレス製の滑車、右上が間違えて?持ってきた一番安いヤツの滑車。

向こうで保管だったので、防錆油くらい塗っておくかと思ったんですけど。。。

まあいいです。面倒なのでツッコみません。



IMG_9639.JPG

これが27年間がんばってくれた、古い滑車を取り外したもの。

サビてますけど滑車自体の動きは悪くなくて、普通に動きました。

写真を見ると分かりますが、車輪の外側が削れています。

どうやらトビラの重量によってレールが傾いて、片輪走行で車輪外側がレールの内側を擦っていたようです。


00000306_00.jpg

ステンレスのやつはレールの傾きにも対応できるフレキシブルタイプだったので、レールが傾いてるなりに4輪均一に走って滑らかに動くようです。

。。。つまり鉄鋳物とステンレスは関係なくて、固定型かフレキシブルかがトビラが重たいか重たくないかを左右する要因だったようです。

でも妥協して追い返さずに鉄鋳物の固定型のヤツをつけてたら、新品に交換してもトビラが重いままで再工事になってたので、お互いのために良かったですね。


。。。まあ最初から言ったとおりにしてくれるのが、一番ですね。


吊りトビラが重たいのを修理したい人はたくさんいると思いますので、ご参考になれば幸いであります。

posted by yoshiaki at 23:25 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック