要する部品が出てきたのでB軸傾けて加工する練習をしてみました。
3.51度かたむいてる部品と、3.49度傾いてる部品。
クラシックなバイスを載せました。
18幅用のキーがついてましたが、DMU80Tは14幅なのでキーを外して製品で平行だし。
Y軸630のストロークに対して製品長さが700なので、じゃっかんストローク不足なので真ん中でつなぐやり方で。
今までは3軸M/CでR5のラジアスカッターなどで3D加工して、そのナナメ面に垂直な穴は無理やりナナメに保持して加工していました。
3軸M/C上でテーブル回転、テーブル傾斜の位置決め5軸加工はやったことがあって、品物が傾くのでけっこう理解しやすいのですが、ヘッドの傾斜でNC上で座標系が傾くぞ、というやつはイマイチ理解がすすまず苦労しました。
NCコントローラが初めて触るハイデンハインというのもちょっとハードル高かったです。
「気難しくて心移りの激しい女性を扱うように扱ってくださいね」
と森精機のトレーニングの人が言ってたことを胸に刻みながら操作しました。
操作をなにも受け付けなくなって機械を再起動するとか、生産設備としては
日本では通常考えられないようなことがまかり通るというのも驚きです。
パソコンじゃないんだから。。。
途中で何度か3軸M/Cのように3D加工する誘惑に駆られましたが、これから位置決め5軸をちゃんとやっていかないと意味ないんだから!と自分に言い聞かせてなんとかやっつけました。
やり方が分かったので、これからは高効率で仕事が進むはずです。
たぶん。