先月からNC旋盤で、薄肉板金の削りだし祭りをずっとやってます。
うちにあるNC旋盤は オークマ LB-15 1988年製 でかなりの年代モノです。
なんかニガテ意識があってあんまり使ってませんでした。
今回の祭りもあんまり乗り気でなくて、旋盤の得意なところにお願いしようと思っていたのですが、
「こんなうっすいの出来るわけない! プレスの仕事だよ!」
とみんなも乗り気でない。
そもそも、プレスの金型起こすことができないほどの少量生産 & 頻繁な設計変更のリスクがあるから切削で作るんですよって先に説明してるのに。
だれも手伝ってくれなくて仕方ないので自分でやることにしました。
値段を教えてあげればヤル気になったかな。
3種類あって、基本的には 荒加工 → 生爪でつかんで内径加工 → 開きヤトイでつかんで外径加工 → ロボドリルで3D加工 の工程で進めました。
完成品を見ると確かにうっすい!と思ってしまうのですが、落ち着いてやれば別に難しくもなんとも。
NC旋盤にはオークマの対話システムの「IGF」というものがあって、メニューを選んでいくとNCプログラムを作ってくれるのでとてもラクです。
20年も前のシステムですが、なかなか使いやすいです。
少し難易度たかめのモノをやったので、NC旋盤に慣れました。
ですが基本的には旋盤仕事は受注しませんので、よろしくおねがいします(何