今月はけっこう仕事量が多く、いろいろなお客さまから引き合いがあります。
「インターネットでHPを見まして。。。」のご新規のお客さまもチラホラ。
このHPを見て。。。といって連絡してくるお客さまの中には意外と大企業もありまして、
弊社のように小さな会社でも口座ができて直接取引になる例がいくつかあるのです。
守秘義務だったり、レスポンスの良さを求めたりで商社をかませないようにしたいという
メーカーさまはけっこういらっしゃるみたいです。
さて、仕事量が多いのでわたしも現場でバリバリ加工しています。
バリバリやってると気分がノッてきてついつい仕事をもらいすぎてしまいます。
もらいすぎると納期がヤバくなってくるのでバリバリ加工します。
バリバリ加工してるとなんかやっぱりノッてきて、うっかりまた仕事を(しかも短納期な)もらってしまいます。
しかし社員さんはオーバーヘッドが多くなって効率ダウン(交通量がちょっと増えただけで渋滞するイメージ、わかりますか?)。
わたしはなんか次々に仕事をやっつけていくと気力が充実してきてはかどるのですが。
忙しくなってくると、不思議と勉強意欲も湧いてきます。
現在わたしの中でホットなのはCCPMとLisp。
CCPMは何回か話題にしているので割愛します。
Lisp。
プログラミング言語です。
http://www.asahi-net.or.jp/~kc7k-nd/onlispjhtml/
わたしは学生の頃からPerl使いで、4〜5年くらい前からJavaも使ってました。
Perlではグラフィカルではないものの、すこし大きいアプリケーションも開発しています。
Javaではサーバサイドアプリを開発しようとしていたのですがコーディング量が多いのでまともに完成させたことがありません。
Javaでの閉塞感から抜け出したいな〜と思っていた時になんとなく読んだ本、「ハッカーと画家」に、Lisp超イイみたいなことが書いてありました。
Lispでコーディングすると、Javaの7〜10分の1のコーディング量で済むとか。
なにがキッカケでこの本を読んだのかは良く覚えていませんが、著者のポール・グレアムさんはとても有名なプログラマ&ベンチャー企業成功者だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0
この「ハッカーと画家」という本は驚くほど興味深く示唆に富む内容で、この本以外にも素晴らしいエッセイがたくさんネット上にあり、邦訳もたくさん行われています。
「スタートアップの初め方」
http://www.aoky.net/articles/paul_graham/start.htm
とか。
その他たくさんの邦訳リスト。
http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?naoya_t%3a%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%81%A8%E5%92%8C%E8%A8%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7
さて、Lispに話を戻します。
Lispは1958年にジョンマッカーシーさんによって「発見」されたプログラミング言語で、できてから50年以上も経っているので革新著しいコンピュータ業界では化石になっていてもおかしくない技術のはずです。
しかし、Lispは現代のあらゆる最新の言語よりも「新しい」のだそうです。
「Java、Perl、Python、Rubyと順に見てくると、各言語は次第にLispに近づいてきている。現代のプログラミング言語は、とうとう1958年に追いつこうとしている」
とはポール・グレアムの言。
Javaがいちばん新しくてホットだと思って勉強していたのにw
なんかそんなに言われると、ひとまずどの程度のものなのか実際に触ってみたくなります。
ポール・グレアムさん以外にも、Lispをおすすめする人たちいっぱいいるみたいです。
http://landoflisp.com/
LinuxなりBSDを入れたPCを現在はもっていないので、ちょっとWindowsでの処理系でお試ししてみて面白そうだったらBSD用のPCを仕立ててみたいと思います。
ひとまずLispの子孫のGaucheから触ってみます。
http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/index/gauche.html
長いので今日はこのくらいにしておこう。