http://www.meijimura.com/
明治時代の建物や、生活なんかを紹介している博物館です。
その中に、明治時代の工場が。
紡績の機械です。
明治時代でこんなもん作ってたんですね。
印刷機とかです。
けっこう芸が細かいです。
水車と発電機。
このへんってハードウェア的には現在のものとほとんど変わらないですよね。
単気筒の蒸気機関と、スライダーのところ。
X字の油ミゾが掘ってある摺動面がとても滑らかにスライドしています。
さあ、つぎから工作機械部門ですよ〜。
門型シェイパー。
最近はあまり見かけなくなってきましたが、まだまだ動いている工場はぼちぼち有りますよ〜。
そして、明治時代と現在稼動中のシェイパーはたいして変わらないというw
旋盤。
イギリス製みたいですね。
天井からベルトで動力を持ってくるっていうタイプのやつです。
うちの父親が若いときにはこれが普通のスタイルだったそうなので、明治時代ってのはもうすでにかなり工作機械はスタイルが確立されていたということのようです。
これも旋盤。
ボール盤。
近くのおじいちゃんが1人でやってる溶接屋さんに、これよりも古そうなボール盤ありましたけど。。。
蒸気ハンマー。
でかいっすね。
いずれもなかなか状態がよく、普通に動くものばかり。
最後に、これ。
http://homepage1.nifty.com/tukahara/okajoki/puchiken-okajoki.htm
稼動する機関車では、日本最古だそうです。
毎日ガンガン動いてます。
動画を撮ったので貼ろうと思いましたが、めんどくさくて断念w
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妙にお洒落なんですよw
で、よく見ると納得の構造。
めっちゃ気ぃ利くやんって機能があったり。
面白いっす。
一体鋳物なのか鋼板溶接構造なのかリベットなのか、なんかその時代の流行りとかあったのかな〜とか思うと夜も寝れません。
あまり古くはないのですが、大隈のLS型汎用旋盤が大好きです。
昔のものでもまだまだ使えますよね。精度は出ませんが、、数年前ある所で現役のマザックのフライス盤を見ました。結構ごっつくて今のマシニングとは大違いでした。
けんさん
たしかになんか美しい曲線だったりします。
フライホイールのスポークとか、むだに曲がってたりしてました。
アレの意味は、、、たぶん見た目。
オークマのLS型っていったらまだ現役のところ多いですよね。
遠くからしか見たことないですけど。。。
まっどだいまるさんとこにある、マザックの汎用旋盤っぽいNC旋盤も昔ながらのデザインでけっこう気に入っています。
http://www.mazak.jp/cgi-bin/itemreg/itemreg.cgi?session=&action=item_disp&key=1001080
わたしちょっとマザック見直しましたもん。
産業技術記念館、行ってみたいと思います。
スミソニアン博物館にも行きたいです。
マザック、剛性の高いハードウェアにいまのコントローラを搭載したら、めちゃめちゃ売れると思うんですけどね。。。
そういうモデルもラインアップしてほしいですね。
あれには、重要な意味があります
鋳造の技術も今ほど進んでなかった時代です
スポークと外周部の肉厚が大きく違うので
冷却速度が違いますよね
フライホイールならスポークが冷えて固まってから
外周リングが固まり始めます
外周部が固まって冷える頃には
スポークは冷え切って強固に生ってます
そこで外周リングが冷えてくると、
収縮して小さくなろうとしますが
スポークがつっぱってるので
最悪の場合、割れてしまいます
冷却時の応力の逃げ場を作る為に
考案された形状なのです
雄鳥さん
なるほど。
製造技術による形状設計でしたか。
いっきに溶湯をながさすに、リングの鋳物を作って、スポークの鋳物作って、後で接続部分に溶湯ながせば良いのに。。。
ってだれも思わなかったんでしょうか。
このころは溶接はまだあんまり良くなかったんでしたっけ。
良くなかったにしては、すごく良い機械ができてますよね。。。