プヨ〜
と動くコンポーネントをお客さまから預かって来ました。
お客さまで開発中の製品のなかでも、本体フレームの次に高額な主要コンポーネントです。
お客さまは現在のこのコンポーネントを某有名メーカーから調達しているのですが、価格と性能の面で不満をもっているようなので、ウチで改善できないか検討しようと思ってます。
まず動作を見てみると、軽やかさがない。
もっさりしてる。
たしかにダメだ。
いきなりダメだ。
分解してみる。
部品点数がちょっと多い。
軸方向にアソビが出来るようにコロ継ぎ手が仕込んである。
これ自体は素晴らしい機構だけど、このコンポーネントには要らない。
リジッドのほうが素直な設計だと思う。
ベアリングが1本のシャフトに4つもついてる。
しかもデカすぎ。
り。。。。力学を。。。機構学を。。。。
ベアリングとシャフトのクリアランスが大きすぎるせいでベアリングの玉が転がらずに、「すべり軸受け」と化している。
ベアリングに封入してあるグリスも固すぎ。そして多すぎ。
これは現場の製造技術に難があるな。。。。
感想。
このコンポーネントは全体の仕様からのしわ寄せをうけてワケわからん状態になっているので、全体も見直したい。
全体見直しをかけたときでも簡単にインターフェイスを換装できるように設計しておきたいと思います。
なんかちょっとデザイナーっぽくなってきた気がする〜!!