ここ数日のストレスの種。
0.2mm幅、深さ0.2のミゾ彫りをしたいのですが、φ0.2だと全径がけになります。
φ0.1でトロコイドなんてやりかたも有りますが、トロコイドのやさしさと太さによる強度を天秤にかけると、どうしても太さのほうが信用できます。
なので苦渋の選択でミゾ幅と同一寸法のエンドミルを選定しました。
しかしこんな細くて首の長い工具で全径がけなんて、うまくいくはずがないでしょう。。。
と、常にネガティブシンキング。
だったのですが、寝不足でイイキブンになってきたらやり方思いつきました。
70本ほどミゾを切ってみましたが、まだ刃物のこってます。
今回の仕事は自分の実力よりも、だいぶナナメ上の難易度でした。
しかしベジータも言っているように、サイヤ人は限界に達したときにこそ次のステップへ到達することができるので、果敢に挑戦すべきということのようです。
まあ、しばらくはユルユルしたいものだけれど。
7.5Dですか・・・
ひやひや頑張ってください
加工前にはつねに神前に手を合わせてお祈りしています。
でも日進工具のカタログを見ると、φ0.2のラインナップには首下4mmまであるんですよね〜。
どうやってこの刃物を量産体制にしたのか。。。
すごいエンジニアが世界にはいるものだと思いました。
という刃物屋さんの技術に敬意を表して、今回の仕事では1回も刃物を折りませんでした。
けんさん
いやいや、設備だけでダメなのは私たちの仕事も同じじゃないですか。
YASDAのジグボーラ使って直角度0.2mmのイケール作る人とかいますよ。
日進の人はたぶんすごいんです。
加工条件表の質がほかのメーカーと違うところからしても。