φ13くらい、高さ23くらいで板厚0.5mmの変な形のSUS304板金モノ。
試作プレス屋さんがイヤがってやってくれなかったので、マシニングで削り出しです。
難しいところは肉厚が薄めなのと、深堀りなところです。
φ3首下長25のロングネックラジアスエンドミルで加工だよ、と数日前にも書いたかも。
CAM任せなので別に自分は大したことしてないのですが、吐き出されたNCプログラムが14,008行(308kByte)もあって、ちょっと仕事した感が楽しめます。
CAMに付属のシミュレータが優秀なので食い込みや衝突は心配なしで、ロボドリルにいきなり本ちゃん材料を載せ、ドライランとか無しでふつうに加工してみました。
シンプルな3軸加工なので演算にツマリもなく、出来た製品もぼちぼち。
製品が小さいので、板厚0.5mmっていっても剛性はけっこうあるみたいです。
やってみるまではビビるぞ〜、やだな〜って思ってたんですけど。
たぶん誰しもがそう思って断られつづけた仕事なんだと思います。
ワタシ、とにかくめったに断らないんで。。。
経験値が上がるのが早いと思えば、金銭的にはアレでも得した気分です。