
その仕事をやる前に作らないところがシマダ流。
Sandvikのφ50コロミル365という非常に珍しいカッターです。
切り込み角度が65度、8コーナー使いで鋳物なんかに使うのに適したブレーカーです。
サンプルのもらい物で、自分で選定したんじゃないのでダサぃ〜とかそ〜ゅ〜こ〜とは言ゎなぃのv
ロングアーバーには、丸こまチップの方が向いてるんですけどね。
切込み深さによって、分力の方向をコントロールできるから。
シャンク太さφ42です。
なぜか知らないけど、工場の片すみに落ちてたφ42のサイドロックホルダーに取り付けました。
なんでこんなものがあったんだろう。

突出し長さ170mm、V100m/min、送り速度はパルスハンドル手送りで使ってみたところ、切込み深さ1mmでフルカット(Ae100%)でビビりました。
径の50%(Ae50%)でダウンカットなら普通に削れました。
なんか微妙だわ。
結局つかわずに、別の工具で突出し110mmで2D輪郭加工してしまった。。。

けど作っちゃうところがすごいっす。
ホルダーを片持ち梁に見立てると、曲げ強度は突出し長さの3乗に比例、ホルダー太さの2乗に比例、材料引張り強度の1乗に比例なので、単純に突出しが長すぎるんだと思います。
Ae100%の加工はどんな工具でも鳴きますしね。
トロコイド加工すればワリとマシになるかと思います。