
1300ccのバイクのブレーキキャリパ(高級ブランド)だそうです。
ロボドリルでやる仕事としては、初の本格的な「製品」です。
いままでは、穴をあけるとか、板を切るとかにしか使ってなかったのでちょっと緊張しました。
前回やったギアボックスはこれをやるためのリハでした。(あれもいちおう売り物ですが。。)
CAMから吐き出したNC programは手修正をほとんど入れることなく、そのまま動きました。
ラクチン。
φ28(+0.08/+0.04)の精度穴をエンドミルでコンタリング仕上げしたり、ボールエンドミルでC面取りをスジ彫りしたり、CAMを使ってるっぽく加工してます。
工具本数を減らせるのでツールの段取りがしやすいです。
ホントは右下のすごい無駄な肉、切断除去しようと思ったのですが、CAM上で削り残りストックモデルに残ってしまうのでそれの処置のしかたがわからず、キリコにしてしまいました。もったいなぁ〜。
もうすこしCAMの使い方を勉強しないとアカンです。
この工程では270kbくらいのNC programがでてきました。ロボドリルの機内メモリはいまどき256kbで入りきらないので、「メモリカードDNC」で動かしました。
やっぱ新しいコントローラは便利です。
で、やってみて思ったこと。
設備とCAMがあればだれでもできるから、こういう仕事はすぐに中国に行っちゃうんだろうな〜ってことです。
単価はぼちぼち、数も多いのですが、そういうことを考えてるとヤル気が。。。