前から紹介しようとは思っていたのですが、コメント欄で本の紹介をリクエストしていただいたので紹介します。
コミック版のほう。
最近、いろいろなビジネス書がコミック版で出ているので良いですね。
コミック版で興味を持ったら原作を読みに行ってもよいし、類似の書籍をあたっても良いですしね。
コミック版だと親しみやすくてうちのおヨメさんでも難なく読めるので、7つの習慣のあの話しだよ、とか言っても通じたりします。
うちのおヨメさんはけっこう勉強熱心で、私が読んでいるビジネス書などを読もうとしていますが経営関係の本を読むにはまだちょっと若いのと、異分野すぎるのでコミック版のとっかかりの良さはけっこう大事です。
それはさておき、紹介する本は起業の話です。
これから起業というよりはもうすでに始めていて、少人数でがんばっているけどなかなかラットレースから抜け出せなくて悩み始めた人向けです。
主人公は子供の頃からパイを作るのが大好きで得意だったので、パイを作って売るお店を開いて、美味しいと評判になっています。
しかし来る日も来る日も自分が職人としてパイを作り続け、病気になってもお店を休めず、スタッフさんたちにはなかなか仕事を任せられず、たまにスタッフさんは辞めてしまい、、、
と疲れてイヤになってサラリーマンのほうがラクなんじゃん?と思ったところにオッサンが現れてどうしたら良いか教えてくれるという内容。
何年か前の自分でもあり、無数のスモールビジネスオーナーにも共感するところが多々あると思います。
なにを教えてくれるかというと、、なんだっけ。
手元に本が無いので確認できず、あとから書き直すかも知れませんが、私はISO 9001で要求されるツールにかなりの共通点を見ました。
組織表とかですね。
組織がどんな機能をもっており、そこに誰を割り当てるか。
1人の時はぜんぶの機能に自分の名前を書いたりします。
弊社がISO9001を取得した時に作成した組織表もそうなっていました。
つまり言いたいことというのは、組織としての仕組みづくりをしないと、人数がいくらたくさんいても組織にはならないということです。
少人数の企業でも大企業がもっているような仕組みを作ると、ミニチュア版ですがうまく回ります。
文書による伝達、マニュアル化、管理職の導入などが代表的な仕組みです。
20人くらいの社員を抱えてても、7人のうちより組織化できてないところはたくさんあります。
本来、サラリーマンをやめて起業した理由というのは
「お金持ちになるぜ、ぐえっへっへ(@¥皿¥@)」
ではなくて
「わたしのこのxxxでみんなを幸せにしたい(´ー`*)」
なはずです。
最初のうちはxxxを自分が職人として作り続けるのは良いですが、みんなにxxxを届けてたくさんの人を幸せにするには1人ではなくて組織でやるべきです。
だって、あなたが作るxxxはすごく良いわりにリーズナブルで、他の人ではなかなかマネできない素敵なxxxなんですよ?
わたしがこのxxxの作りかたをスタッフさんたちに教えて、たくさん作ってみんなに提供すればxxxがなかなか手に入らなくて仕方なくyyyを買っていた人たちもxxxが手に入って喜んでくれるんです。
そのうち販売も、新人に作り方を教える教えかたも、会計も教えていって、xxxの進化のさせ方も教えて、わたしが居なくてもxxxはみんなのところに提供されてみんなを幸せにするんです。
。。。というストーリを実現するものですね。
大企業もxxxのところに自社の商品を代入して、同じことをやっているのです。
「自分がいちばんxxxを作るのがうまいから、スタッフたちにはまだまだ任せてられんわー」
と言って人を雇ったり辞めさせたりで家族経営や少人数でやっている人向けの話でした。
詳しい書評はこちらにあります。
posted by yoshiaki at 14:29
| 愛知 ☁
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