2015年07月31日

福島正伸さんの 真経営学


福島正伸さんの「真経営学」、限定1000セットですが販売開始直後にポチして買うことが出来ました。
iPhoneに入れて、通勤中などに聞こうと思います。


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写真にあるオクラはCDの大きさが分からないといけないと思って、サイズ比較用に置いておきました。
情報技師が生産したものです。




販売ページは消えてしまったようなので、福島正伸さんの紹介用にトップページを貼っておきます。

http://www.entre.co.jp/index_top.html


むかし村田ボーリング技研さん主催の講演に行って、とても印象深かったかたです。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/183775901.html


仕事が終わって帰る時に、「お疲れさまでした〜」と言って帰るのではなくて、「世界を変えてきます!」と言って会社から出かけるスタイルにするとテンション上がるよ、と教えてくれたかたでも有ります。


まあ、すごいヘンな人ですよ。

posted by yoshiaki at 18:44 | 愛知 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月24日

データの遠隔バックアップ


先日更新したファイルサーバの遠隔バックアップシステムを作りました。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/416575599.html

こんなイメージです。

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ファイルサーバには重要なデータがたくさん入っているため、これが使えなくなったときのことを考えたら怖くなってバックアップ無しではいられません。


どのようなシステムにするかを考えるときに、以下のデータ消失リスクを考慮しました。

・ネットワーク上のデータのうっかり削除 => ネットワーク上のファイルを削除した場合は普通は復元できないが、ファイルサーバのゴミ箱機能で復活できるよう対応済み。

・データの誤編集とうっかり上書き保存 => ファイル世代管理でちょっと古い編集も復活できるよう対応済み。上書き保存のたびに古いデータを全世代にわたって保管して、新しいデータを新規保存という処理をしている。

・ハードディスクの故障 => RAID1でハードディスクをミラーリングしているので、ハードディスク間で同時に同じデータが壊れない限りは復活できるよう対応済み。ハードディスクの健康状態は常に自動でチェックしている。

・なんかよく分からないけどデータ消失 => ハッキングなどで消失などのケース?サーバ1台で済めばマシだが、社内ネットワーク内のバックアップサーバにもrootで侵入されたら全てのデータを流出したうえ消失するリスクあり。

・火事や盗難などでファイルサーバが物理的になくなる => 無くなると、全てのデータを消失することになる。


現在でもちゃんとバックアップはしているものの、最後のほうのハッキングとか火事盗難などの災害が怖い。

会社内にバックアップがあっても、バックアップごと消失してしまうのはとても悔しいと思います。

そういうわけで、冒頭にあるイメージ図のような遠隔地にバックアップを置くプランで構築しました。


Amazon Glacier( http://aws.amazon.com/jp/glacier/ )などのクラウドにデータを置くという選択肢もアリなのですが、それなりのストレージ料金(Glacierは保存は安いが、取り出すときに莫大な料金。。。)がかかるのと本当に信用して良いの?という観点から自前のバックアップ専用サーバを作り、自宅に置きました。



ネットワーク負荷が低い深夜に自動的に暗号化して会社サーバから自宅サーバにデータを転送して、世代管理のバックアップを行います。
1年前に巻き戻すことも可能です。

これでデータを消失するのは会社と自宅が同時に壊滅したときくらいとなりました。

半径50kmくらいが蒸発する核攻撃を受けたときくらいってことです。

そこまでなってたらデータとかそういう問題じゃなくらい、みんな死んでますよね。


将来的にはこういうデータセンターを作る予定です。


posted by yoshiaki at 22:34 | 愛知 ☀ | Comment(6) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

医療器具の設計 社員さんの活躍


社員さんに医療器具の設計と試作をしてもらいました。

2種類。

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見ればすぐにわかると思いますが、アレをアレする部品ですね。



たぶん4〜5年くらい前からお客さまに設計を依頼されていましたが、なかなか手付かずだったやつです。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/159965857.html

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/174623747.html


この頃はリーマンショック明けで賃加工の価格設定がおもしろいことになっていたので、自社製品の設計製作が盛り上がっていた時代でした。

ここ最近は価格が戻ってきていることと、当時ほどアレな状況に悩まなくて良いので、賃加工のほうが充実していました。

ところが賃加工だけだと、優秀な社員さんたちは仕事をさっさと片付けてしまうので、物足りなくて退屈そうにしていることに気づきました。

加工時間が長い製品をやっていて手持ちぶさたなときに「なんかやること無いですか」と聞きに来るのです。


いわゆる指示待ち症候群じゃないですよ。
指示なんてしなくても、できることはもうすでに終わっているのですから。


「人類の幸福に貢献したいんですけど、なにからやりましょうか」


と聞かれているわけです。

これはもう、人類の幸福に貢献する新たな仕事をお願いしないと経営者失格になってしまいますよね。

というわけで先ほど書きました医療器具の設計と試作品づくりが人類に貢献できるんじゃないかなと考えて、丸投げでお願いしました。

投げられたほうに能力があるならば、丸投げのほうがお互いに幸せなのです。


ずいぶん長いことこの案件を設計しないで放ったらかしていた理由は、設計は自分にしか出来ないと思い込んでいたからと、わたしにあまり時間的な余裕が無かったからでした。

設計が自分にしか出来ないと思っていた理由は顧客やユーザーと対話しながら設計を進めていくタイプの製品であるため、その役割は自分にしかできないと思い込んでいたからです。

社員さんに「やってね」と言ったら「えぇっ!」と戸惑って恥ずかしそうにしてましたが、見事にやってくれました。

お客さまも「これはバカ売れすると思う」とおっしゃっておりました。


こういうのは社員さんにとって、きっと面白いでしょう。
わたしにとっても、見てると初々しくて面白いです。


もうひとつ、時間的な余裕がなかったのも社員さんたちに解消してもらいました。
これは説明しなくても大丈夫なやつですね。
しかも時間的な余裕ができたにもかかわらず、自分で設計しないという。


任せると面白いということと、社員さんの成長を喜べるということから、自分にちょっと経営者の考えかたが身についてきたなと思う今日このごろです。


posted by yoshiaki at 11:48 | 愛知 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

ハチの巣


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コルト M1911です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/M1911

これでハチの巣にしてやる的な。





ではなくてですね。


この時期になるとハチの巣が建物の軒下にたくさん出来るので、それを撃ち落とすのに調度良いと思って買ってみました。

竿とかで取るよりも効率的です。


さっそくアシナガバチの巣を4個ほど除去しました。

3年くらい前にアシナガバチに刺された時に、すごくダルくなって下痢もして病院に行ったのですが、次に刺されると危険かもよ、と言われたので予防です。

2年くらい前は業者さんにハチの巣を取ってもらったのですが、掃除機でとってましたね。


買ったのはコレです。




このエアガンはすごく真っ直ぐ弾が飛ぶので、ビシバシ撃ち落とせます。
風がなければ20mくらい先の500円玉でも当てられそうです。


屋外で使用するため弾の回収が出来ないので、生分解性プラスチックの弾にしました。




ハチの巣とりがちょっと楽しいです。
posted by yoshiaki at 17:17 | 愛知 ☁ | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月05日

医療用器具を再設計


2年くらい前に設計製作した医療器具を、最近になって再設計しました。


むかしの状況。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/353018212.html

なつかしい。


レバーの付け根がたまに折れる(フェイルセーフ設計なので折れても安全)のと、クラッチを外すときの操作が難しいのでそれを改善して製作しました。

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写真からは何も伝わってこないですが。。。レバーが折れるところは剛性のある部品に設計しなおして、クラッチ外すスライダを重心駆動にしました!


製作が大変なので、あんまり売れると困るヤツです。

posted by yoshiaki at 08:20 | 愛知 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

暑さ対策 ヒサシ取りつけ


南側窓の上のほうに念願のヒサシつけました。

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下から見上げてみる。

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社員さんが仕事をがんばってくれるおかげで工場まわりを整備するための時間がとれるようになり、実施できました。
ほんとうにありがたいです。



ヒサシの話に戻すと、むかしは南側にある窓そのものが要らないなぁと思っていたのですが。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/278949215.html

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/157315335.html


南の下側窓にヒサシをつけたときに日射を防いで暑さが和らぎ、とても良い風が入って快適になることがわかったので、窓を潰すのではなく、こんどは上の窓にもヒサシをつけようと思っていました。

下の窓のヒサシをつけてくれた業者さんは上の窓のほうは足場を組むのが難しくてとても高額になるので当時は出来なかったのですが、今回はLIXILの市販品と高所作業車でやってもらうことにして解決。

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冷房入れてても上方の窓はあけておいて、天井付近の機械排熱を風で逃すと良いかなと思います。



夕方辺りになると上方の窓から入る西日がNCのコントローラのディスプレイに反射して見えなくなるので、その対策も兼ねていたのですが思ったより眩しさが解消されませんでした。


いちばん光を通さないはずのFRPの屋根素材を選んだのですが、テラス用のヒサシだから暗くはならないのか。。。

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FRPが熱線カット率が70%でいちばん大きいので、他のポリカーボネイト素材よりは良かったと思いたい。

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まあでも、エアコンの効きは良くなるんじゃないかと思います。

知らんけど。
posted by yoshiaki at 11:30 | 愛知 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする