2015年06月27日

justice


世界を救うためには何が正義であるのかを把握しておく必要がありますので、すごく文系な勉強をしています。

ユーザには正義、原則に基づいた議論によって世界を変えていって欲しいので、システムがそれを促すように設計したいからです。


正義の講義で高名なマイケルサンデルのハーバード白熱教室@東京大学の動画をiTunes Uで見てます。

http://todai.tv/contents-list/events/ujv9zy/ujv9zy
(非iTunesユーザのために東大TVのリンクにしておきました)


沢山の人の命を救うためには1人の人を殺してでも、残りが生き延びても良いと考える功利主義者は、このケースだと冷酷非道だと非難されるのに、お金持ちに重課税して貧しいたくさんの人を助けるというケースだと拍手喝采を浴びます。
(功利主義とはなるべくたくさんの人をなるべく幸福にすることを原則にする主義)

同じ功利主義でもケースが違うとまったく違う評価になることを学生と議論しながら浮かび上がらせるという面白い講義のしかたをします。

顔がプーチンさんに似ててちょっと恐いんですけど。

他に普遍的な道徳を基準にものごとを考えるカント主義、生まれや習慣によって正義は変わるでしょうと考えるアリストテレス的な主義と、先ほどの功利主義の3つの視点から正義とは何かを学生と共に議論します。


結論らしきものは出ませんが、たいへんに面白い講義でした。


iTunes Universityはすごいです。

英語の講義ばかりなので完全に内容把握するのは困難ですが、Stanford Univ.のテック関連の講義もたくさんあって楽しいです。

iTunes Uだけでapple支持派になる理由が出来ますね。

posted by yoshiaki at 22:26 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

工場まんなかあたりの3S 工具棚



弊社の工場は、工具やホルダー類を工場の真ん中に集めてあります。

どこの機械からもアクセスが良く、工具が集中管理できるという思想から、そうしてます。

いろんなところに工具があると、在庫があるのに追加発注してしまったり、工具をホルダーに組むためにウロウロあるかないといけないので、真ん中に来れば何でもある、ここに無いものは会社自体に無い、という状態にしています。

ただこの思想には弊害も有りまして、工場の真ん中あたりにあらゆるものが集まってくるので、とても狭くなります。


整頓されているけど、狭いです。
かなり上のほうまで階層化して面積を稼いでいますが、狭いです。

写真 2015-06-25 8 40 34.jpg



ツール台で工具プリセットをしていると、通路が狭くなります。

「うしろ通りますよ〜」と声かけをして通ります。

写真 2015-06-25 8 37 24.jpg



どうもBT30のツールワゴンがジャマだぞ、ということで社員Oさんがこれをなんとかしようと計画してくれました。


設計して材料手配してマシニングで加工して、今朝から組立て実施してくれてます。

IMG_5720.JPG

以下のような設計思想のようです。

・設置面積を小さくして階層化することで、狭いところを広くする
・一覧でどこに工具があるか、すぐにわかるようにする
・自立させる設計にすると足が張り出して面積食うので、重量ラックの柱を利用して取り付ける
・ボーリング工具やコレットなども、いろんな種類の工具が保管できるようにする
・あとから特殊なコレットとかが増えても、横にオプションが付けられるインターフェイスがある
・掃除がしやすいように、床からちょっと浮いてる



すごいな、、、うん、すごいな。

作ったものもすごいけど、社員さんがすごい。

販売するとしたら、価格は15万円くらいだそうです。
市販品より安くて高機能!


ステキに運用してます。

IMG_5749.JPG


とても広くなりました。
大きなものをクレーンで運ぶときに神ワザボタン操作が必要無くなりますね。


posted by yoshiaki at 11:10 | 愛知 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月20日

自然豊か

会社の事務所のまわりをイタチがウロウロしてました。




住処になりそうな場所を探してるのかな。

このあと斜面を登っていて、上の方からゴロゴロって落ちてきましたよ。
意外と運動神経が。。。
posted by yoshiaki at 15:08 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

まだイスの話題


事務所で自分のイスが落ち着きましたので

「オフィスレイアウト」 http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/414601531.html
「ひとまずバランスチェア」 http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/413284931.html


今度はみんなが使っているメッシュチェアを良いイスに変えようと計画。


みんなにもバランスチェアを渡したいところですが、バランスチェアはやたら面積をくうのと、木製家具なのでキリコが刺さりまくるのと、みんなの理解が得られないのが難点。


従来型のイスで、すこし良い目のヤツにしました。

IMG_5683.JPG


オカムラのヴィスコンテ。






ちゃんとランバーサポート有りにしましたよ。(型番 CWH5BD)


いままでのメッシュチェアで良いですと言ってた人も座ってみると、「あ、コレが良いです」となりました(笑


イスはとっても大事な仕事道具ですよ。

姿勢と呼吸、血流に大きく影響が出ます。

posted by yoshiaki at 18:16 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月09日

生命と時間


たまたま立ち寄った石の博物館から興味が始まって、お嫁さんが買ってきた「宇宙のヒミツ」を読んでからというもの、少しサイエンス熱が出てきました。

まったくなんにも無かったところから、あり得ないような確率で唐突にビッグバンして、それでも水素とヘリウムしか無かったようなところから核融合を繰り返して物質がどんどん出来ていくなんて面白すぎます。

質量が無かったところから、どんどん質量が増えてるってことですよね。

それで物質だけでなく、我思うゆえに我ありとか言っちゃうような生命が出来るなんて。。。?

何もないところから宇宙ができるという凄い偶然が実現されたくらいだから、生命ができるのは大した確率じゃないのかと思って調べてみると、やっぱりなかなか難しいんじゃないかな、と思います。

http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/7187738.html

この人の書いてること検証してませんけど。
でも、すごく長い時間をかけたとしても、生命が生まれることは不自然なことのように思えてきます。

彗星(汚れた雪だるま)にくっついていたであろう、なにがしかの完成された細胞が地球に降り注いで、それが育ったのが地球の生命かなと考えました。

たぶん植物、昆虫、脊椎動物など、それぞれ進化したんじゃなくて色んな星から色んな種類の細胞をもらって来てるのかも。

どこでその元々の細胞が発生したのか、というのは分かりませんが。

たぶんキー坊は宇宙のどこかに居る!

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さっきのリンクで進化論も生命の誕生もどっちも怪しいよ、と書いてありましたが。

まあ、でも似てますよね。
猿と人間。

猿の細胞が宇宙から降り注いで、人間の細胞が宇宙から降り注いで、魚も、鳥も、トカゲも、なんてさすがにそんなに頻繁に細胞は降り注がないでしょう。

多少は派生すると思います。

人間は400万年くらい前にアフリカの南のほうで猿から派生して、長い時間をかけて進化して世界中にちらばって住むようになったと習ったように思います。

evolution-variations11-1.jpg


これも調べてみました。

http://www14.plala.or.jp/tm86/newpage3.html

やはり、どうも猿から時間をかけて進化したわけではなさそう。
ファーブルさんのところの説明が面白い。


まあ読んで思うのは、長い時間をかけた派生ではなくて、知的な何者かによる遺伝子への介入ですかね。


ある時代に前駆生物が全く居ないのに、いきなり完成型で現れる生物がいるそうです。
三葉虫とか魚とか、人間もそうです。

人間が栽培してる小麦とかも、野生のものと栽培品種では別の生物と言えるくらい染色体の数が違うとか。

現代の人間がそうとうな技術と時間をかけて品種改良(緩慢な遺伝子操作)を繰り返してるようなことを、培養室も持っていない古代の弥生人がどれくらいの期間でやったのかわかりませんが成し遂げたとか、なかなか考えづらいものです。


うーん、怪しいオカルト的な世界の話かと思ったら、意外と納得できるのが面白い。


あまりオカルト的な分野には足を突っ込まない派なのですが、技術的な興味でオーパーツの写真を見るのが好きです。

http://www.fknews-2ch.net/archives/24616763.html

ロシアで見つかった0.003mmのスプリングとか、現代の工場からの廃棄物だからニセモノだとか言われてますが、0.003mmのスプリングは現在のテクノロジーでも充分にオーバーテクノロジーなんですけど。

http://blogs.yahoo.co.jp/to7002/35963979.html

ほんとに作ってたとしたら、おそロシア。(すみません、どうしても言いたかったです)


今の4000年くらい歴史が残ってる人間系統の前にも人間的なやつが居たんだろうな〜と思うと面白いです。

人類が誕生してから399万6000年くらいは空白期間ってことですけど、その間に30回くらいは人類の文明の興亡があってもおかしくないですよね。

posted by yoshiaki at 14:30 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月01日


鉱物好きです。

別に集めているわけでもないのですが、コレクションが増えました。

IMG_5619.JPG

西サハラに落ちた隕石です。

モロッコに岐阜大学の教授が買い付けに行ったものだそうです。

石の博物館で売ってたので、ついうっかり買ってしまいました。


旅行に行く人におみやげ何がいい?と聞かれると、だいたい「石」とこたえます。

最近はエアーズロックの石とウユニ塩湖の塩をもらいました。

石の博物館でお嫁さんに地球がどうやって出来たか、という説明をサラっとしたら
興味をもったらしく、お嫁さんが「宇宙のヒミツ」という本を買ってきました。



その本によりますと、ビッグバン直後の宇宙にははじめ水素とヘリウムしか無かったらしいのですが、

1.水素とヘリウムがお互いの重力(万有引力)で集まって星になる
2.たくさん集まって重たくなると赤色巨星(太陽みたいなやつ)になる
3.水素とヘリウムの元素が高温高圧環境下で核融合して重たい元素が出来る
4.すごく重たくなると超新星爆発で重たい元素が宇宙のチリとなってばらまかれる
5.他の場所で重たい元素が集まって星になる
6.たくさん集まると核融合してもっと重たい元素になって超新星爆発でまたばらまかれて。。。

という繰り返しで現在のようにたくさんの元素ができているらしいです。

つまり、モトはみんな水素とヘリウム、そして宇宙のチリだったということです。

石も鉄もインコネルも同じ宇宙のチリです。
コミュ症のでゅふって笑うキモ○タと、スーパーモデルは同じ宇宙のチリですよ。
自民党と民主党も同じ宇宙のチリですよ。
10式とフクピョも同じ宇宙のチリなわけですよ。


石からずいぶん話題がひろがってしまいましたね。



というわけで、父方のお墓参りして家紋見たら、これでした。

IMG_5604.JPG

丸に笹竜胆。


以上、石の話題でした。

石って本当におもしろいですね。
posted by yoshiaki at 21:25 | 愛知 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする