2015年03月31日

ファイルサーバ買いました


ファイルサーバを買いました。

IMG_5244.JPG

テーブル上の小さい黒いハコのヤツです。


今まではDELL Dimension 9150というPentium DのWinXP 32bitをファイルサーバとして使ってました。
テーブル下の左側の腐りかけたヤツです。


ファイルサーバ程度だから低スペックPCでも良いやと思って使っていましたが、WinXPはサポート切れだし、ごみ箱機能が無いので誤ってファイルを消すとそのままロストするし、情報技師さんに手作業でバックアップを取ってもらわないといけないしで何だかな、状態。

そろそろファイルサーバを更新しようと思って、古いノートPCでUbuntuのサーバでも建てようかなと思っていたのですが空いてるノートPCがありませんでした。


仕方なく専用ファイルサーバを買うことにしていろいろ調べてたら、今どきのファイルサーバってスゴいということが分かり、そのままAmazonでポチしてしまいました。


なにがスゴいかはちょっと教えたくないぐらいスゴいので、機能も機種名も伏せておきますw


3TBのHDDを2本差ししてRAID 1で使っています。
RAID 1は企業のファイルサーバだから当たり前か。

HDDはWesternDigitalのREDにしました、もちろん。

最初はSSDにしようかと思ってたんですが、ネットワーク速度のほうがドライブよりはるかに遅いので、
ネットワーク越しに使うファイルサーバではSSDでもHDDでも反応速度は変わらないのです。

SSDの価格、1TBで25万くらいで買えないし。。。

わずかに省電力で、シーク音が出ないというメリットしかないのでHDDにしました。


よし、これで社内のITパワーが底上げされて、生産能力が増強されます。



posted by yoshiaki at 21:02 | 愛知 | Comment(6) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月26日

順調です


なにかと順調です。


外倉庫を建てたおかげで、受け入れ材料がいっぱいあっても工場内の足の踏み場がちゃんと確保されています。
1個500kgちょっとの材料をどこに置こうか迷ってますが。。。

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雪の日は雪かきをしないとフォークリフトが使えないし、雨の日は工場内に持ってくる時にちょっと濡れてしまいますが、おおむね上手くいったと思います。

苦労して建てた甲斐がありました。



受注も非常に順調になっています。

お客さま 「加工よろしくお願いします。」
私 「え。ほんとうにやるんですか。」

というのが最近の会話のスタンダードになっています。

そういえば私は、自社のコアコンピタンスをあまり理解していません。

むかしお客さまに聞いた時に、「経営者の話し方に好感、信頼がもてる」と
聞いた覚えがありますが、わたしじゃっかんコミュ障で人付き合い苦手なんですが。
メールの返事おそいですし、電話とか苦手ですからね。
もちろん、人と話すときは目を見ないで話しますよ。当然です。

ほんとうに信頼して大丈夫ですか。




仕事の流れも順調になりました。

日立精機VS50が入ったのと、社員さんの協力によって土日も工場が稼働するようになったのと、
社員さんのチームワークがとれてきたためと思います。

VS50は思った以上に良い機械でした。日々ブイブイいわしてます。
物理的ボトルネックが解消されたので、単純に機械1台が増えたよりも大きな効果が出ています。


土日稼働はシフト制を導入しました。
休日に出社して、平日に振替休を取る感じです。
仕事の繁閑に合わせて社員さんが自主的に出勤日を決められるようにしました。

チームワークは製品の工程を分けて、3軸M/Cが得意なところは3軸M/Cで加工し、5軸M/C向きの工程は5軸に任せるみたいなことを、お互いに相談しながらやっているようです。

弊社独自の管理システム、「コントロールボード」を最近ちょっと改善したので、コミュニケーションしやすくなったかも知れません。

IMG_4914.JPG



大きな投資は、もう工場を新築しないと出来ない状況になりました。
4月からキャッシュフローが順調になります。


社員さんがそれぞれ個性的に成長しており、権限移譲や業務依頼が順調です。

たまに顔をだせば、わたしが居なくても会社が回るようになってきたと思います。

かなりの難易度の仕事が来ても、気をつけるポイントを説明すれば、わたしよりも上手に素早く仕事を進めてくれます。

今後さらに権限移譲を進めて、経営委任も行いたいと思います。


世界を救う仕事もちゃくちゃくと順調に進んでいます。
こちらも乞うご期待。


posted by yoshiaki at 19:05 | 愛知 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

VS50でF15000


VS50での加工。




A6061の部品を高送り工具φ50でF15000で加工した時の動画です。

指示値はF15000ですが、本当に出ているかどうかは不明です。
カタログ値では加工送りはF10000までみたい。

その機械の裏側。



posted by yoshiaki at 14:31 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DMUでF7000



DMU80Tでの加工。





A6061の部品をSandvikコロミル300でF7000で加工した時の動画です。


posted by yoshiaki at 12:32 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

機械を上から見てみた


日立精機のVS50を上から見てみます。

IMG_5135.JPG

X軸のリニアガイドはY軸に対して前後に配置されていて、ゲタが上に載ってます。

日立精機 VS50
hitachiVS50.jpg


マキノやオークマなどはゲタ(オレンジ色のところ)が以下の図のように横に抱きついてブラ下がる感じです。


オークマ MB-46VB
MB-46V-11.gif

マキノ V56
V56-5.gif


どっちがいいの?と言われると作るメーカーの質にもよりますが、ゲタの厚みぶん本体から遠ざかると力学的に不利ではありますよね。


オークマは機械の体格のわりにはすごく太いリニアガイドとボールネジ使ってます。
マキノは異常なほど広い摺動面。
日立精機で使ってるリニアガイドはコロではなく、球が転がるタイプ。そしてちょっと細い。ボールネジも細い。

あ、日立精機のこの機械、摺動油いらないんですよ。68番の。グリスも要らないのです。
エコパックというのが給油してくれるらしいです。
カタログに載ってます。

日立精機VS50カタログ.pdf



次はDMU80の裏側






dmu100as.jpg

この機械もリニアガイドが前後配置で、ゲタが上に載ってるタイプです。
ゲタの上にさらにY軸とB軸と主軸が載ってて、Z軸はテーブル昇降という変わった軸構成の機械です。
X軸の上にいろいろ載せすぎているおかげで省スペースではあります。

リニアガイドはコロが転がるやつで、けっこう太めです。

ボールネジは軸によって太さもピッチもだいぶ違います。
Z軸はすごく重たそうなテーブルを昇降するため太くて緩いピッチのボールネジです。


000のグリスを使用してて使用済みグリスの回収は考えていないらしく、垂れ流しでべったべたになってます。


テーブルの手前側で加工すると、主軸アタマがにょいーんとのびて、片持ちテーブルの先端で加工することになるので力学的には極めて不利な状況になります。


設計はイマイチだと思いますが、それでも5軸はとっても便利な機械です。


いろいろなタイプの機械があって楽しいです。
posted by yoshiaki at 18:43 | 愛知 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

オフィスグリコ用の100円ディスペンサ


弊社にはオフィスグリコが設置されています。

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/212477949.html


意外と社員さんの利用率が高いので、食費は全部経費だよの会社といたしましては、これも会社で持ちたいな、と。

代金の支払は100円玉をぽいぽいカエルの口に入れてくというやり方で、あとから会社に一括請求されるシステムではありません。

お金をじゃらっと置いておくのもかっこ悪いのでコインディスペンサーみたいなモノを置いておこうと思って検索してみたのですが、見つからないですね。


適当に設計しておきましたので、使えるように誰か製作してください。

officeglico.jpg


あと、グリコのオフィスグリコ部門にかけあって、純正オプション登録してもらってください。

同じようなものを欲しがるオフィスは多いと思います。
posted by yoshiaki at 06:00 | 愛知 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

オモテウラ


うちの5軸のDMU用に、そろそろこういう治具が欲しいですね。。。




全面くまなく3D加工が必要で、段取り替えすると精度が落ちてしまう部品にはもってこいの治具です。



航空機の機体部品のリブなどで、こういう治具をよく見かけます。

5軸ではなく、オークマの五面加工機でやってるところとか。。。

posted by yoshiaki at 06:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月15日

CADを送っていただくとお客さまに起こる良いこと 得意分野のプレート加工 の例



驚くほど地味で、何の変哲もない加工ではあるのですが、プレート加工が得意です。

得意というか、非常に多くお客さまから依頼されます。


Image2.jpg

この画像は弊社で頻繁に加工しているアルミのプレートの例です。(加工設備 MC-60VAE)

赤い線は工具の早送り経路、黄色の線は工具の切削送り経路を表していますが、このお話にはあまり関係ないです。


A2017アルミ t30 x 725(ファインカット) x 1280(ファインカット)の材料で、
大きな窓を抜いて歪みを出した後に厚みを25(+/-0.05)に面削して平面度を出してから穴あけをします。

位置決めブロックやエアシリンダーやらいろいろ精密な位置で取り付くプレートで、位置度の重要なノックピン穴とネジ穴が多種類あきます。

このプレートで穴種類は18種類、合計穴数は270です。

もちろんアルミだけでなく、SS400などの鉄系材料も多いです。
設備のベースプレートや金型取付プレート(ダイセット)などです。


弊社は愛知県小牧市にありますが、プレート加工に関しては兵庫県や三重県など、すこし遠方の大手企業のお客さまからも「ぜひシマダ機工で加工して欲しい」とまで言っていただけるほど重宝がられています。(ここは誇っていいところなので、言わせていただきます。えっへん。)


プレート加工でお客さまが困っていることを聞くと、次のようなことをおっしゃられている場合が多いです。


・穴位置ミスによる不良が多い
 加工者に穴位置をよく間違われてプラグ補修していいかという問い合わせが多くてめんどうくさい。
 プレート加工でよくあるミスは、穴座標を間違えてプログラムして変な場所に穴をあけてしまうということです。
 そもそも加工業者で穴位置不良が見つからず、お客さまで組み立ての最中に「組み立てられない!」が発覚して
 組み付けた部品をまたバラして三次元測定器に載せて測定して、加工業者にクレームして、加工業者に大急ぎで戻して補修させて、
 戻ってきたプレートにまた慌てて組み付けて、というとんでもないストレスが発生しているのを良く聞きます、、、。
 組み付け前に受け入れ検査したほうが良いのでは、、、。



・価格が高い。
 穴位置をNCプログラムに入力するのに時間がかかり、プログラム作成費が加算されて高額になりがちです。



・納期が遅い。
 穴位置をNCプログラムに入力するのに時間がかかり、プログラムが完成してからじゃないと加工着手しないので、なかなか完成しない。



上記のようなプレート加工で問題を抱えたお客さまが、なぜ遠方からでもはるばる弊社に多く依頼していただけるのかというと、、、


弊社ではある程度、この問題を解決できているからだと思います。



・穴位置ミスによる不良が多い
 ↓
 弊社では穴位置を間違うことは、ほぼあり得ません。


・価格が高い。
 ↓
 弊社に依頼される量が多すぎて加工しきれないものを、たまに協力会社さんに加工のお願いをすると2倍ほどの価格になります。
 弊社が半額なのではなく、協力会社さんが2倍なので、そこのところはお間違えの無いようにお願いいたします。。。
 穴数が多い場合はNCプログラム作成時間だけでなく加工時間そのものも長くなります。
 他社さまの場合だと、「かかった時間のチャージが請求される」と思います。
 シマダ機工の場合は、「加工時間が長くて放っておけるからラクだね〜」という認識になっています。
 これが価格の差となっているようです。


・納期が遅い。
 ↓
 弊社では、穴数が大量にあっても、NCプログラム作成時間が非常に短いです。
 また、NCプログラム作成中に、すでにプログラムできている部分は加工を始めています。
 ほかの仕事がつまっている場合もスケジュール管理システムの予定のすき間を縫って加工しているので、早めに加工が終わります。
 他社さまの場合だと、「プログラムがちゃんと完成してから加工し始めないと、間違ってたら怖い」と言うと思います。
 シマダ機工の場合は、「間違わないからすぐに加工します」という認識になっています。
 これが納期の差となっているようです。


というように、お客さまの悩みが、弊社ではある程度まで問題解決されています。


どうやっていると思いますでしょうか。

実は、そんなに難しい話ではありません。



ただ、この問題解決を実現するにあたって、お客さまにお願いしていることがあります。


「CADファイルを2Dでも3Dでも良いので、ください」


ということです。



上記のようなことを実現している仕組みの1つとして、CAD/CAMによるNCプログラミングの自動化が挙げられます。



紙の図面でこういったプレートの図面をいただくと、穴の座標をPCなり加工機なりに手打ちする羽目になり、NCプログラミングだけで3日くらいかかります。
これが弊社の協力会社さんだと価格が2倍になる要因の1つです。

いまはとても良い時代で、CADファイルをいただけるお客さまが増えてきました。
(某重工さんだとCADで製図しているにもかかわらず「セキュリティがあーだこーだ」と言って "強く" 要求しないともらえませんが。。。)

270個の穴の座標、0.xxxのケタまで全部間違えずに入力するとかは至難の業なので、極力避けたいです。

CADで設計してあるものを紙にして、またそれをわざわざコンピュータに手打ちしてミスを誘発するというのも精神的苦行なので、CADがいただけない場合は申し訳ないですがお仕事を辞退させていただくことがあります。



CADファイルは3DモデルならSTEPかIGES、2DモデルならDXFやDWGなどを、いつも頂いています。


CADファイルをいただくと、以下のムービーような事ができてNCプログラミングが早く、正確にできます。

時間の無い方は

・0:00〜0:45(穴の自動認識)のところ
・3:25〜4:00(あらかじめ決めてマクロに登録してある加工方法を自動選定)のところ
・5:30〜 (加工シミュレーション)のところ

を見ていただくと良いかと思います。



このムービーでは3Dモデルから穴を自動認識させてマクロを適用しています。
形状、穴種類、位置などを自動認識してグループ化し、この穴にはこういう加工だよ、と登録してあるマクロを呼び出して演算してNCプログラムを作ります。


この記事の冒頭の写真のプレートのプログラミングだと、プログラム完了まで10分未満だったと思います。

ミスなし、苦行なし。

マクロで弊社に登録されているもっとも良い加工方法と加工条件が自動適用されるので、ベテランが加工したから上手く出来てる、新人が加工したからうまく出来てない、などといった個人差もありません。


加工した結果であまり良くなかった部分を修正して、またそのときにもっとも良い加工方法をマクロ登録しなおしていくので、どんどん改善されていきます。




穴加工だけでなく、ポケット加工なんかもこのムービーのような感じになります。



この動画では自動認識ではなく手動で選んでポケット認識させています。

記事冒頭の写真のアルミプレートは四角い貫通ポケットを自動認識させてプログラミングし、加工していました。




したがいまして、弊社にCADファイルを送っていただくとお客さまに起こる良いことというのは、


「不良が出やすい、価格が高い、納期が遅い」


の3つの悩みが


「不良が出にくい、価格が安め、納期が早め」


の3つのストレス無しに変化することです。



弊社にCADファイルを送付せずに紙図面だけで加工を依頼するのは、美味しいところをわざわざ捨てることになりますので、ぜひCADファイルの送付をお願いいたします、と紹介する記事でした。



よろしくお願いいたします。m(_ _)m





posted by yoshiaki at 11:36 | 愛知 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

IT技術者 募集



世界を救う という仕事をしようと思っています。

以下のような特徴をもったWebサイトを構築しようとしているのですが、私にITスキルが足りないので、なかなか前に進んでいきません。

何とかしてくださいよ、というお願いです。


特徴
・問題解決のマッチングサイトである(機能競合はYahoo!知恵袋、OKWaveなど)

・問題が複雑にからみあっているような "解決が難しい問題" を対象にしている

・競合サイトにくらべて圧倒的に有効で、かつ納得できる解決策を示すことが出来る
 (競合が "有知識者のアドバイス(自慢話)が単純に列記される" という手法をとっているのに対して、統制された問題解決の手法で根本原因を発見し、解決への明確な道のりを示す)

・多人数の問題解決エキスパート(シニアユーザ)がリアルタイム文書コラボレーションで協調しながら問題解決にあたる

・社会に存在する解決困難な問題をすばやく有効に解決することで、世界を救う
 -社会問題を解決するのが仕事である政治家が、マニフェストとその実施方法を発表する場所にする
 -企業の経営を「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三方良しで有効に改善する。
 -問題解決の手法を世間に広く浸透させることで、社会的弱者を減らす

というものです。


問題解決の手法には私が今までに使用した中で最も良いと思ったTOC思考プロセスをメインに用いますが、現在の私では3Dの少し凝ったUI、多人数がオンラインで協調してツリーを構築するという "リアルタイム文書コラボレーション" 、DBの入出力などのプログラミングが、かなり難しいと感じています。


私もイチ技術者として開発をしたいので、私にフレームワークやツールのアドバイス、プログラミングの教師などをしてくれるかたを募集しています。

なんなら共同創業者でもかまいません。

使用言語はLISP系が好みですが、何でもOKです。
新たなものが来ても学ぶ準備があります。

この記事を読んだかた、できましたら「こんな人がいるよ」とまわりのIT屋さんに声をかけて紹介していただきたいです。

よろしくお願いいたします。

posted by yoshiaki at 22:44 | 愛知 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

レイアウトが落ち着いてきました


設備を入れると、だいたいこういう感じになるものなんですが。

201304151.jpg

http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/355563066.html


これは以前にDMG DMU80Tを入れた直後の写真です。


日立精機VS50を入れたあとはちょっとだけ散らかりましたが、だいぶ落ち着いてきました。

IMG_5092.JPG



工場外の倉庫と手仕上げ場も思ったとおりに有効に機能しており、仕事が流れるスピードが機械台数が増えた単純計算分よりだいぶ早くなったように感じます。

仕事をするための主力設備とともに、兵站がいかに大事かを実感しました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E7%AB%99


うちにきてもうすぐ2年になる社員さんに

「うちの会社、ほんとうに変わりましたね〜」

と最近よく言われます。(たぶんポジティブな意味で)


その社員さん、うちの会社に初めて面接に来た時に会社が冒頭の写真の状態になっていて、やっていける自信がなかったとあとから教えてくれたというのは余談です。

posted by yoshiaki at 19:48 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

VS50で修理したところ


今では順調に稼働しているVS50ですが、ちょっと修理したところがあります。


まず主軸の振り回し。
φ300の振り回しでテーブルの上面に置いた基準ブロックを測定してY軸方向は振れナシですがX軸の右側が+0.03で左側が-0.05でした。

普通とは逆向きに傾いていて、なにかとうっとおしそうなので精度調整してもらいました。

IMG_4868.JPG

調整用の押しボルトが付いてたらしく、簡単に調整できたそうです。

それよりも主軸アタマをリニアガイドに締結しているボルトが緩かったそうで、まえのユーザーさんはマトモに加工できていなかったのではないかと思われます。


つぎに、ATCシャッターが動かなくなりました。

中古屋さんでテスト運転している時と、社内に導入したときに動作確認しており問題なかったのですが、精度調整後に社員さんがATCで工具交換をしようとしたらATCシャッターが開かない。

シャッター動作用のエアシリンダーにエアはちゃんと行っているので、動きが固いから動かない模様。

カバーをバラしていって件のATCシャッターをみると、どうも主軸アタマをぶつけたような曲がり具合。


IMG_4899.JPG


ドア開閉リミットスイッチとかX軸のリミットが無効になっている時しかぶつからないであろう場所なので。。。先の精度調整屋さんが調整中にぶつけたかな?


原因調査でバラしたついでに全部外して、自分でハンマーで叩いて治しました。


エアシリンダーやガイドレールとの平行を調整しながらドアを取り付け、まともに動くようになりました。


DMGの機械の導入のときにものすごく苦労したので、このくらいで済んで拍子抜けしているくらいです。

posted by yoshiaki at 18:58 | 愛知 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

品質保証スタンプ


IMG_4664.JPG

アスクルのシャチハタ。

https://spc.askul.co.jp/stamp/st0100.60600


情報技師さんにお願いして作ってもらいました。

図面のすみっこにポンとおしてもらって、合格を確認したら品質確認者がサインをします。

検査成績書を作っている場合はそちらにおすこともあります。

posted by yoshiaki at 13:16 | 愛知 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

本当に結婚できてよかったね みずたにん


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3月1日の大安吉日に、みずたにん の結婚式と披露宴と二次会に参加してきました。


結婚できない四天王 の最後の1人がようやく陥落した日でした。


前に勤めていた会社の同い年の後輩です。

仕事もスポーツも上達は早くないのですが、「根気よくやり続ける」というジェームススキナーがオススメする手法により、最終的には高いレベルでプロフェッショナルになるという人物です。

私は前の職場では人を褒めるということが、ほぼ無かったのですが、みずたにん は私に褒められたことがある数少ない人物です。

「良い仕事のやり方だね」とすごく控えめに褒めました。

たぶん本人はボケっとしていて聞いてなかっただろうけど。


そんな みずたにん、事あるごとに「こんど合コンがあって」とか「いい感じのひとがいるんですよ」とか5〜6年聞き続けましたが、心折れることなく根気よく挑戦し続けたんだね、だから今日という日があるんだね、と思いました。


本当に結婚できてよかったね みずたにん


・・・いえ、上から目線じゃないですよ。

posted by yoshiaki at 17:17 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

ISO9001認証 7年目


認定証JP_20150302.jpg

http://shimadakiko.com/?ISO9001%C7%A7%BE%DA%C5%D0%CF%BF%BE%DA%CC%C0%BD%F1


ISO9001、ちゃんと継続しております。
先日更新の審査を受けて、7年目に入りました。

更新出来たんだから、ちゃんとしてるんでしょう、きっと。
(3年に1回しっかり審査をされる 更新 と1年ごとに軽く審査をされる 維持 というのがあります。
今回は 更新 でした。 http://www.moodygroup.co.jp/mic-pdf/dox_s01-14_rev7.pdf )


システムを明文化しておくのは良いことだな、と社員さんが増えてきてよく思うようになりました。



最近ASRという認証機関から営業を受けて、そっちも悪くないな、と思います。

http://www.armsr.co.jp/iso/

すこし審査費用が安いです。

役に立つ審査をしてくれるのであれば審査費用が高くても良いんですよ、と営業の方に言ったら審査の質にも自信があるとのこと。


Intertekも良い審査員もいれば、あまり役に立たないコメントを残していく審査員もいて、質はマチマチだと思います。

http://www.moodygroup.co.jp/mic-guide03.htm


うちは経営者の私が審査を受けるので、「経営 / マネジメント」にフォーカスした審査が受けたいのですが、瑣末なことを指摘されると時間がもったいないな、と思います。


認証機関の乗り換えは費用もかからず、わりと少ない手間で済むそうですが、Intertekにも対案を聞いてみないと、何も言わずに乗り換えたら可哀想ですね。

posted by yoshiaki at 16:34 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

火事


手仕上げ室の中で集じん機をつけて大量の6-4チタンの製品をベルトサンダーでバリ取り仕上げしてたら、なんか焦げ臭い。

どこかでゴミでも燃やしているのかと手仕上げ室を出て周りを見渡しても煙が上がっているところがない。
焦げ臭も無くなる。

手仕上げに戻るとやっぱり焦げ臭い。

なんだろうと思っていたら、集じん機からもくもくと黒煙が。。。!

あわててみんなを呼んで手仕上げ室から集じん機を引っ張りだしてもらい、消火活動しました。


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チタンの粉じんは燃えやすく、なかなか火が消えないので消火器2本使いました。


萌えた部分はフィルターだけで筐体やモーターは生きているようなので修理して使うか、前から欲しかったテーブルタイプ ( http://www.webshiro.com/syouhinsetumei/shmd-1600p.htm ) に変更するか、ちょっと悩むところです。
posted by yoshiaki at 13:39 | 愛知 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする