というわけで、飛ばしもなんなので4日目を書きましょう。
4日目の朝は、2日目に定休日で行けなかったクリームポットへ。
とっても可愛らしい入り口。
店内もとてもオサレ。
スフレパンケーキ。
ふわふわで繊細。
日本でもよほどのお店じゃないとこんな美味しいのは食べられないだろうと思いますが、アメリカでこんなん出てくると嬉しいです。
米国本土人が食べたら、「no flavor!」って言うかもしれんが。
楽しみにしていたクリームポットでやっとリベンジが果たせたので、このまま勢いに任せて、さらにオリジナルパンケーキハウスも行くか!ということに。
はい、コレ。
デカい〜。
この店の名物、ダッチベイビーというシロモノ。
焼き上がりに30分くらい時間がかかるので注文すると、時間はあるか?と聞かれます。
焼きあがるちょっと前に、レモン、粉砂糖、ホイップバターの3種の神器を持ってきます。
見るとわかると思いますが、パンケーキの中程に溶けたバターのプールが出来るほどバターが使ってあるので、これ以上のバターは。。。
食感は外側はカリカリですが、なかほどは断面写真のようにムチムチみっちり。
ベーキングパウダーとかぜんぜん使ってないんじゃないかという感じで、ずっしり重い。。。
お嫁さんはカリカリのところが好きなので、カリカリのところはちょっとしか貰えず、みっちりのところばかりいただきました。
なんとか全部食べ終えると、店員さから「Good job!」と言われました。
ん。2人で食べきるのは珍しいということか?
お腹いっぱいになったところで、お嫁さんに世界のしくみを説明するためにパールハーバーへ行きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E6%94%BB%E6%92%83
日本軍が沈めた戦艦アリゾナとかは、日本人の心を苛む映画を見ないとチケットが貰えず行けないそうで、ウザいから行きませんでした。
ヤラセで沈んだ戦艦ですから、恨むなら日本人ではなく、自国の裏切り者の大統領を恨むべきでしょう。
このアリゾナは、「日本人が宣戦布告前に卑怯な攻撃をした」というプロパガンダのために利用されています。
という説明をお嫁さんにしつつ、純粋に工業製品として興味深いBowfin号という潜水艦を見に行きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3_(%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
魚雷を装填する部屋。
たくさんの日本の艦艇を沈めてて、たいへんウザい。
内部は狭いところにキッチンや寝台、会議室、食堂、機関室や電源室なんかがギッシリ詰まってて、なかなかの工業製品です。
ディーゼル艦だそうで、16気筒エンジン4基で発電機を回し、蓄電した電気でモーターを回して推進します。
なんでそういうまわりくどいことをするかというと、海の底ではエンジンを回す空気が確保できないのでモーターで推進する必要があるのと、モーターのような静かな動力で進まないと、音ですぐに位置を補足されて攻撃されてしまうからです。
というわけで、原子力潜水艦のように空気を必要としない熱機関をもつ潜水艦は、海上に上がる必要がないので強い潜水艦といわれます。
敵国ながら、70年も前になかなかの工業力もっとるやんけ、と思いながら出てぷらぷら歩いていると。
回天を見つけました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E5%A4%A9
いわゆる人間魚雷。
なかに人が乗って、人間が魚雷を操作して目標に突撃するというなんというかアレな兵器。
必死で戦うその心意気は買うが、おまえらそんなに馬鹿だったのか。
ちょっと情けないぜ。
ちなみに、こういう溶接だった。
上手いかと言われると、そうでもない。
アンダーカットしとるよ。
落ち着いて溶接して、70年前の人〜。
あとは資料館で潜水艦の歴史、断面模型などを見ました。
資料館の出口に、ポセイドン。
潜水艦から打ち上げるタイプのSLBM(Submarine Launched Ballistic Missile)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%B3_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB
http://ja.wikipedia.org/wiki/MIRV
お嫁さんに「なんでこんなものを開発する必要があるのか」と問われ、答えに窮する。
軍需産業がお金が欲しいあまりに魅力的な商品を造る、という考えかたからすれば、やり過ぎ感が満載だ。
こんな兵器を造るような人達を平定して世界を平和にするのは、とっても難しそう。
というように、ほかの罪悪感を抱えた日本人とは違う感じで意気消沈しつつ、パールハーバーをあとにしました。
ノースショアーに向けてドライブですが、普通の観光客なら絶対立ち寄るドール・プランテーション。
ここのパイナップルはABCストアでも売られているし、ハワイ中のどこでも食べられるはずですがここで食べるヤツのほうが圧倒的に美味しく感じます。
ハレイワタウンに入って、やっぱり定番のジョバンニ。
のガーリックシュリンプ。
食べてると、ものすごいハエが寄ってきます。
左手でハエを追い払いつつ急いで食べないといけません。
サーフィンの聖地、ノースショアのサンセットビーチに到着。
去年もこの時期に来たとき大会が行われていましたが、今年もやってた模様。
でっかい波に心も洗われました。
楽しいドライブも終わり、iPhoneのナビを頼りにワイキキに戻ります。
レンタカーは満タン給油で返さないといけないらしいので、セルフのガソリンスタンドに寄って自分で給油。
泊まってるハイアットにクルマを返して、相棒のFord Escapeとはこれでお別れです。
夜ごはんは、モアナサーフライダーのビーチバーにて。
サラダ、ナチョス、大きいハンバーガー。
ナチョスが量が多すぎて、うへぇ。
この日は、とっても食べ盛りな日でした。