今年は「仕事を任せてしっかり教える」というのを重点的なテーマにしたいと思います。
弊社は基本的に単品モノの加工で勝負する会社なのですが、リピート品もちらほらあります。
どういうものがリピートで来るかというと、弊社で設計した製品や、加工の難易度が比較的高くてなかなか加工先が見つからないのでとりあえずまた来ちゃったというモノたちです。
加工の難易度が高いほうは、初めて来たときは私が考えながらコトに当たって行きます。
作る過程でCAMを作ったり、工程手順を紙に書いたりして生産方法を確定していきます。
例えばφ300のアルミの円盤を両側平面度0.01mmに仕上げるという製品。
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/158386832.html
これは旋盤の精度調整、暖気運転の時間、4本ヅメのチャッキングの順番とチカラ加減が平面度を決定します。
特にチカラ加減が社員に教えづらくて、いままで40回近く来たリピートをすべて自分がやっていました。
今年は、こういうのも社員さんに任せてみようかと思います。
手順などはもちろん工程表とOJTで。
チカラ加減みたいな感覚的なところは普通ならトルクレンチなどを使って数値化するところですが、あえて数値化はせずに、そのまま私と社員のフィーリング合わせで行きたいと思います。
フィーリングで覚えると、今後の難物に相対するときもフィーリングで行けるようになると思うからです。
数値やかしこまった手順で覚えると、すこし違うものが来たときに応用が効きません。たぶん。
社員さんも難しいモノが加工できるようになると、きっと嬉しいだろうし、会社としてもボトルネックになりがちな私から仕事を取り上げてボトルネック緩和できるのです。
今年は会社を有機的な組織として運営するのが大きな課題です。
2012年01月29日
2012年01月24日
ジョジョにやる気が出てきました
過去のブログを見ると、たいていは月に10件くらい、多い時は20件くらい記事を書いていました。
ここ4ヶ月を見てみると、
2011年10月 5件
2011年11月 9件
2011年12月 6件
2012年01月 2件 (1月24日時点で)
と非常に少ないです。
記事数とメンタルはけっこう比例すると誰かが言っていました。
そう、けっこう仕事気分が減退していたのです。
何があったかというと、10月と11月は結婚式と披露宴で非常に忙しくて心に余裕がなく、12月と01月は燃え尽き症候群でなんかダレてました。
お正月休みなんて11連休だったし。
しかし、なんかジョジョにやる気が出てきました。
とくにキッカケがあったわけでもないのですが、MS-Project上に書いてある今後の計画を見ていたら、何だかすごく楽しそうで。
とりあえず、披露宴ビンボーから脱出するために一所懸命シゴトしよう。
明日は名誘に行こうっと。
2012年01月23日
ISO9001の3年更新でした
みなさん、知ってましたか。
ウチってISO9001認証の取得企業なんですよ。
3年前に取得していました。
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/114806156.html
ISO9001は取得すると、以下のように維持していきます。
1. 認証取得(登録審査)
2. 1年後、サーベイランス(維持審査)
3. 2年後、サーベイランス(維持審査)
4. 3年後、更新審査
5. 以降、繰り返し
今回は3年の更新審査で、けっこうしっかり見てもらえるサーベイでした。

ウチはけっこうしっかり運用しているので、大きなサーベイでも準備はあまり必要ありません。
運用途中で面倒くさくなって放棄したり、シンプルになっていった「仕組み」は設計変更して、改めてマニュアルに盛り込みます。
ISO9001は「品質マネジメントシステム」と呼ばれているのですが、わたしはこれは「経営システム」だと思っています。
品質はもちろんのこと、うまく運用すると社員の力量を上げたり、顧客満足度を高めたりと、経営の骨子を搭載するのに充分なシステムになっています。
4人の会社でISO9001を取得運用するのは金銭的にちょっと重たいですが、やって良かったです。
もうちょっと効果的に運用できるように設計を見なおして行きたいと思います。
ウチってISO9001認証の取得企業なんですよ。
3年前に取得していました。
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/114806156.html
ISO9001は取得すると、以下のように維持していきます。
1. 認証取得(登録審査)
2. 1年後、サーベイランス(維持審査)
3. 2年後、サーベイランス(維持審査)
4. 3年後、更新審査
5. 以降、繰り返し
今回は3年の更新審査で、けっこうしっかり見てもらえるサーベイでした。
ウチはけっこうしっかり運用しているので、大きなサーベイでも準備はあまり必要ありません。
運用途中で面倒くさくなって放棄したり、シンプルになっていった「仕組み」は設計変更して、改めてマニュアルに盛り込みます。
ISO9001は「品質マネジメントシステム」と呼ばれているのですが、わたしはこれは「経営システム」だと思っています。
品質はもちろんのこと、うまく運用すると社員の力量を上げたり、顧客満足度を高めたりと、経営の骨子を搭載するのに充分なシステムになっています。
4人の会社でISO9001を取得運用するのは金銭的にちょっと重たいですが、やって良かったです。
もうちょっと効果的に運用できるように設計を見なおして行きたいと思います。
2012年01月10日
ナノバブル
まっどだいまるさんトコで開発している製品のモニターをすることになりました。
ナノバブル発生装置 for 切削液 バージョンです。
こっちはコンプレッサーなどを内蔵したもの。
こっちがナノバブル発生器です。
http://www.facebook.com/pages/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF/111199032316573
ナノサイズの超ちっさい泡を発生させる装置で、切削液バージョンは嫌気性のバクテリアを死滅させたり、泡にゴミをくっつけて浮かせたりという効果があるとのことです。
面白そうなので10台製作したうちの1つ、デモ8号機を借りて、これから2週間ほどモニターします。
投入前の切削液の状態。

切削液の量がかなり少ないです(汗
うちの切削液は使用すると泡立つんですよね。
黒っぽくなっているのは、うちの場合は潤滑油ではなくてタッピングペーストなどの油脂です。
オークマMC-60VAEは潤滑油を専用の吐出口から出すようになっていて、切削液の中には排出しませんが、やはり油脂類は混ざってしまいます。
ナノバブル発生装置を投入して5分ほど経ったところ。

泡立つ切削液なので、モコモコと泡立ってます。。。
まっどだいまるさんとこでの試験結果では工具寿命が延びたり、切削液原液の補充を少なくできるとのこと。
価格は15万円だそうです。
なんかやけに安いですが。。。
ナノバブル発生装置 for 切削液 バージョンです。
http://www.facebook.com/pages/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF/111199032316573
ナノサイズの超ちっさい泡を発生させる装置で、切削液バージョンは嫌気性のバクテリアを死滅させたり、泡にゴミをくっつけて浮かせたりという効果があるとのことです。
面白そうなので10台製作したうちの1つ、デモ8号機を借りて、これから2週間ほどモニターします。
投入前の切削液の状態。
切削液の量がかなり少ないです(汗
うちの切削液は使用すると泡立つんですよね。
黒っぽくなっているのは、うちの場合は潤滑油ではなくてタッピングペーストなどの油脂です。
オークマMC-60VAEは潤滑油を専用の吐出口から出すようになっていて、切削液の中には排出しませんが、やはり油脂類は混ざってしまいます。
ナノバブル発生装置を投入して5分ほど経ったところ。
泡立つ切削液なので、モコモコと泡立ってます。。。
まっどだいまるさんとこでの試験結果では工具寿命が延びたり、切削液原液の補充を少なくできるとのこと。
価格は15万円だそうです。
なんかやけに安いですが。。。