工場全体空調を検討していたのですが、どうにもコストパフォーマンスが悪いので社員さんと相談して今年は見送り。
10馬力の冷房で本体工事費込で150万円、電力の契約容量アップで4万円/月アップ(しかも冬は使わない)、冷房電気代3万円/月ってなところでした。
しかも、10馬力1台ではぜんぜん冷えませんよ、とのこと。
10馬力が3台はないとダメな工場だそうです。
ずいぶん出費が多い割には役に立たないと。。。
というわけで、さんざん見積もりを取った挙句、断る(笑
去年から考えていた、こっちを発注しました。
http://www.sunsunnet.co.jp/roof_shade/index.html
屋根の10pくらい上に銀色にコーティングした布をはって日光を反射、屋根を日陰にするぜ〜というコンセプトのもの。
うちの工場で60万円をちょっと切るくらいでした。
屋根からの輻射熱がすごいので、これがあれば体感温度5℃くらいは下がることを期待。
エアコンやめてこれにしたのは、節電とはぜんぜん関係ないです。
二重屋根や、遮熱塗装との比較は多少ひいき目ではあるものの、まあ↓のとおりかな、と。
http://www.sunsunnet.co.jp/roof_shade/roof3.html
世の中にはこんなこと↓をする奇特な人もいるようですが、ちょっとまねできない。
http://home.att.ne.jp/sky/ky-archi/works/yoshizu/main.html
ほんとは放射冷却をうまく活用するために、屋根を覆うんではなく、屋根を陰にするものの空に対して障害物をなくす、という風にしたほうが良いんでしょうね。
冬は日光を屋根に当てて、空に対しては障害物になるように布の角度を変えられると良いんですけどね。
いまは水平に布をはるようになってるので、冬は夜間の冷え込みは緩やかで昼間の温度上昇があまりないという感じでしょうね。