シャフトにキー溝加工をするという仕事。
φ80で 長さ2482mm、両端に近いところにキー溝を加工しますが、うちの大きなマシニング オークマMC-60VAEはX軸ストロークが1520程度なので、1回ではストローク不足で加工できません。
ていうか、そもそもカバーの中に納まりきらず、つっかえてしまいます。
左側を加工しようとすると、右側のカバーにあたるので左側がストローク内に入ってきません。
わが社にもう1台あるマシニングのMC-5VAは30年くらい昔の設計ですが、ちゃんとこういうストロークからはみ出るやつに対応してカバーの一部が外れるようになってるんですが。。。
設計が新しい機械のほうが機能削減されてます。
「コストダウン」ってやつですかね。。。
で、やっちゃいました。
サンダーでカバーの板金を切り、押し曲げて小窓を作りました。
写真では手前側だけ窓が開いてますが、この写真を撮ったあと、向こう側も同じように窓をあけました。
けっこう頻繁に長尺ものの依頼を受けますが、いままではMC-5VAのほうで加工するか、仕事を断っていました。
でもこれからはCAMが使えるほうの機械で加工が出来るようになります。
機械のカバーに穴をあけるって普通はやらないものなんでしょうか?