2010年09月23日

なが〜いシャフト

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シャフトにキー溝加工をするという仕事。

φ80で 長さ2482mm、両端に近いところにキー溝を加工しますが、うちの大きなマシニング オークマMC-60VAEはX軸ストロークが1520程度なので、1回ではストローク不足で加工できません。


ていうか、そもそもカバーの中に納まりきらず、つっかえてしまいます。

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左側を加工しようとすると、右側のカバーにあたるので左側がストローク内に入ってきません。


わが社にもう1台あるマシニングのMC-5VAは30年くらい昔の設計ですが、ちゃんとこういうストロークからはみ出るやつに対応してカバーの一部が外れるようになってるんですが。。。

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設計が新しい機械のほうが機能削減されてます。
「コストダウン」ってやつですかね。。。



で、やっちゃいました。

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サンダーでカバーの板金を切り、押し曲げて小窓を作りました。
写真では手前側だけ窓が開いてますが、この写真を撮ったあと、向こう側も同じように窓をあけました。


けっこう頻繁に長尺ものの依頼を受けますが、いままではMC-5VAのほうで加工するか、仕事を断っていました。


でもこれからはCAMが使えるほうの機械で加工が出来るようになります。


機械のカバーに穴をあけるって普通はやらないものなんでしょうか?



posted by yoshiaki at 20:04 | 愛知 ☁ | Comment(8) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月22日

ラックギア

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ラックギアと見せかけて、ベルトを押えてブレーキしておくためのクランプ板。

お客さんがそこらへんの鉄工所に見積りを依頼したら納期ギリギリになって「出来ない!」と言われて困っているとのこと。


うちも歯切りは出来ませんが、ボールエンドミルでスジ彫りしてそれっぽく作るくらいならできます。


用途がたいしたものじゃないので、それで良いとのことだったので受注しました。


φ4ボールエンドミルで荒加工し、φ2 R0.5ラジアスエンドミルで傾斜部を等高線仕上げ加工しました。

ギア部分のみの加工で約2時間程度でした。

posted by yoshiaki at 20:02 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

開発の上流へ


設計の下請けなんかもやっていたんですが、最近は調子が良くて他社とのコンペティションで常に勝利をおさめ続けています。


5人くらいの設計チームをもってる会社と戦って勝ってますw


次の大きな開発はコンペはせずに、そのまま任せてもらえることになりそうです。


posted by yoshiaki at 23:11 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

なにかの原石

7月からアルバイトに来てもらってて、今月から社員になってもらったわが社の新人さん。


ロボドリルで樹脂を加工していた時のできごと。


わたしが段取りをして、素材をセットして起動ボタンを押せば加工ができるようにしておきました。


今回は切削液をつかわず、ドライ加工としていました。


加工を始めてしばらくするとその新人さん、オイルの入っている缶にハケを突っ込み、何かにオイルを塗っています。


私は、あれ?切削液つかわないと調子悪かったかな?
なんで指示していないことをやってるんだろう?


と思って見ていたら、バイスに取り付けている正直台(バイスでのつかみ代、高さを調節するための簡易治具)にオイルを塗っていました。


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ロボドリルで使っている正直台はアルミ製で厚さが4mmのとても軽いものです。

ウェット加工のときは油で正直台がバイスの口金にへばりついているため、キリコ飛ばしでエアブローしても少々のことでは吹っ飛びませんが、ドライ加工のときはエアブローすると正直台がバイスにくっついていないためエアで吹っ飛んでしまいます。

正直台が吹っ飛ぶとバイスの掃除をやりなおし、正直台の掃除をやりなおし、砥石掛けして、とけっこう時間を食ってしまいます。

わが社の新人さんは、正直台にオイルを塗ってバイスの口金にくっつけて正直台が吹っ飛ばないようにし、この時間ロスの問題解決をしていたわけです。


鉄工所で働くのはまったくの初めてのひとで、うちに来てから2ヶ月ちょっと、その間はひたすら量産の加工をやってもらっていました。


コスト意識やら生産性やらなんやら、まだなにも説明してなかったのですが。。。

ずいぶんモチベーションが高く、一所懸命に役に立ってくれようとしています。


説明もしっかりと聞いてすぐに理解してくれるし、独自に合理的な判断を加えて行動してくれます。


。。。思いがけず、すばらしい原石を採用してしまったようです。


あせらずゆっくり着実に覚えてってもらおうと思います。


。。。なんかイイ感じになってまいりました。

posted by yoshiaki at 23:27 | 愛知 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

タッチの差


今日は緊急案件の依頼が3件ありました。


木曜日の夕方に、土日月で3連休なのに火曜日アサイチが納期とか。
3件とも。


ふだんだと2件くらいは受ける勢いなのですが、今日はなんか野生のカンが働いたか、はたまためざましテレビの占いでふたご座が最下位だったせいなのか、ぜんぶ断ってしまいました。

で、バイスの修理とか自社で使うツールの設計とか、とくに納期がない自分仕事をやっていました。


これらのお客さんが普段は仕事をくれないけど、たまに思い出したように激安で激短納期の仕事をもってくるお客さんだったからというのもあったのですが(でも基本的には好き嫌いなくやります)、なんか心に余裕を持ちたいという気分だったのです。


で、「すみません、今回は辞退します」と電話でことわっていって、電話を置いた2秒後に電話がなりました。


「このあいだ見積ってもらったやつ、決まったよ〜。いま忙しい?」


こちらは8月の終わりくらいに見積りをした仕事の依頼で、けっこうボリュームがあって利益率も大きいものです。


「いや全然ヒマヒマですよ〜。」


と言って受注しました。


仕事をとらなきゃ!って焦燥感にかられて安くて短納期の仕事ばかりやってると、こういう仕事を逃すことになるということを、ここ3年くらいかけて学習してきたので、その学習の成果が出たって感じでしょうか。


それにしてもタッチの差でした。
posted by yoshiaki at 01:00 | 愛知 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

油圧バイスの修理

わが社には津田駒の油圧バイスが7個あります。

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http://www.tsudakoma.co.jp/mta/japanese/product/pdf/vh-spec.pdf

ハンドルを回してモノを挟むと、ある程度のトルクがかかった時点でクラッチが切れて油圧に切り替わり、大きな力ではさむことができるというバイスです。

ベストセラー機だそうなんですが、これがまた、よく油圧の部分が壊れます。

水溶性の切削液がこの油圧のメカの部分に侵入して部品をさびさせ、クラッチが切れなくなります。


7個のうち、3個までがクラッチが切れなくなってしまい、仕事に支障が出始めたので修理しました。


修理と言ってもただのサビ取りです。

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外側のスリーブをはずしてロッド押しネジのサビをCRCを吹きかけながらひたすら削ります。

スリーブをはずすと球がポロポロと落ちてくるので注意。

この球、べつになくても機能するので少しくらい失くしてもOKです。

球の代わりにOリングでも入れておいたほうが水が浸入しなくて良いと思います。


サビを削った後、スリーブを取り付けてハンドルをつけ、固くて回らないはずなのでプラハンでたたいて無理やり回します。

固いクラッチが徐々に軽く切れるようになってくるので、あとはグリスをこのネジにべったりと塗ってスリーブを戻します。


水がちょっとくらい入ってもグリスで止まるくらい、スリーブの中にもべったりグリスを入れたほうが良いと思います。


修理完了後の写真は撮り忘れましたが3個とも修理完了。
これでまた仕事がはかどります〜^^

さっそく3個付けで加工開始。

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ちなみにバイス修理をメーカーの津田駒に依頼すると、修理をせずに油圧部分をまるごと交換されます。


修理費は平常時が11万円、キャンペーン時に7万円です。


自分で治しましょう〜。

posted by yoshiaki at 20:15 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

ふさふさ

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ロボドリルで樹脂(POM)の加工をたくさんやってます。

もうふっさふさ。


ドライで加工していて、キリコが静電気でいろんなところにくっつくので厄介です。


主軸のほうに入っていかないか心配。。。


機械のことを考えると、セラミックと並んでやりたくない材質ですね。。。
posted by yoshiaki at 18:48 | 愛知 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

アングルヘッドを装備したい

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アングルヘッドを使うと工程が集約できたり、加工部の直角度が出しやすかったり、いろいろいいことがあります。

とくにうちの場合だと、ヒンジなんかを加工するときに縦を普通に3軸M/Cで加工して、ヒンジピンを突っ込む穴をアングルヘッドであけるってやるとヒンジのスライド部と穴の直角が出てよかったりするんです。


前から装備したいと思ってたので「思考は現実化する」とナポレオンヒルだかどっかのおっさんが言ったとおり、アングルヘッドの入手まではこぎつけました。


これを設備に取り付けて使うには、アングルヘッド本体の回転止めをささえるブロックを設備側に準備しないといけません。

これが市販されていなくて、それぞれの設備に合わせて設計製作して取付けまでをやらないといけないのです。

純正メーカーに見積もりを依頼したところ、6万円ちょっと。。。

出してもいいけど、微妙に高い。。。


じ。。。自作するか。。。


なんかお金を大切に使うようになりました。

posted by yoshiaki at 18:40 | 愛知 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

単品で肩ならし

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自分で設計している開発部品は別として、図面をもらって単品加工するのは久しぶりでした。

7075材で幅公差入りのポケット深さが63mmで隅R指示がR5の部品。


アンダーシャンクのソリッドエンドミル(加工径>シャンク径のエンドミル)を買おうかどうしようかさんざん迷いましたが、結局手持ちのアンダーシャンクなスローアウェイエンドミルでやりました。

たまにこういう立ち壁の深い加工があるから買っておいても良さそうなものですが、なんか9,000円を出し惜しんでしまいました。。。

加工費が安いからねえ。。。


しばらく別世界にいましたが、9月になってから景気の悪い世界に戻ってきましたので「いまはこれぐらいしか出せない!」と言われると「そうですか〜」となります。

お客さんのほうで納期に余裕があればお断り申し上げることもできるのですが、「納期がない!もうどこもやってくれない!お金もない!」と言われると「そうですか〜。。。」となってしまいます。


加工時間がけっこう長いので、M/Cに加工させながら他の製品の加工をしたり事務仕事をしたりで価格の安さをウヤムヤにしました。


景気が悪い世界でも生き残っていける感覚にもどすように、肩ならしってとこですね。



社員も増えたしがんばらないと。
posted by yoshiaki at 13:10 | 愛知 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 製作事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

陶芸をしてみま

わが社は陶器生産のさかんな地域の近所にあります。

「瀬戸もの」の瀬戸の西、美濃焼の美濃の南西、ちょっと遠いけど常滑焼の常滑の北です。


陶芸をやらずしてこのまま人生を終えていくなんて考えられないということで、陶芸をやりに行きました。


すごく地元の「虎渓窯」というところにいきました。

http://www.ob2.aitai.ne.jp/~kokei-wa/


体験教室みたいなところだと思って行ったら、なんか本格的な陶芸家の先生のとこだったらしいです。

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私には陶器の良し悪しはさっぱりわかりませんが、金額がすごいです。。。


陶芸教室はこちら。

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ろくろがいっぱい。

自分の足でぺしぺしと蹴らなくても電動で回ってくれます。
いまどき蹴るやつなんてないのかな?

大きいお皿をつくりました。

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あとタンブラーとでっかいどんぶりを。


ごはんが楽しくなりそうです。


自分でできるのはろくろを使って成形するところだけで、土こねや絵付け、焼きはすべてやってもらうスタイルです。


ほんのちょっとしか体験できないので物足りない感じがしますが、弟子入りでもすればイヤと言うほど土がこねられるとおもいます。

posted by yoshiaki at 18:31 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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