たびたび目にする三次元測定器。
なんか営業のかたが飛込みで来ました。
FAROです。有名ですね。
自分の手でマニピュレータを動かしてプローブを製品にくっつけ、クリックするとそのときの各関節のエンコーダからデータを拾うという簡単な仕組みのものです。
もう何度も見てるし、アポなし厳禁なので追い返そうとしたら「ホームページを見て来ました」と言われて機嫌がよくなったのでデモをやってもらうことになりました。
今回デモってもらったのは、いちばん小さいやつで、3年前に発売された新(?)モデル。
6個のエンコーダ、通常仕様のジルコニアプローブ。
価格は片手をうにうにするくらい。
印象としては。。。
1.精度がイマイチ。(0.0053mm/100mm区間)PCD700くらいの穴位置度0.01mmとかを測るとなにやってるかわからなくなる。
2.ソフトウェアがだいぶ使いやすくなってる。ゼロセットがラクで早い。
3.リバースエンジニアリングのソフトはグレードがワンランク上のやつからで、このモデルにはついていない。それはアカンでしょ。
4.デザインが先進的でカッコいい。
5.とにかくお手軽。使いやすい。
6.手動なので、あまりに多点を測定すると疲れそう。
7.マグネットで設備に取り付けたりできるので、機内での加工後測定には便利。
プレスした板金モノとか、精度の粗い金型の3次元形状の検証、加工機内測定にはいいかな〜と感じました。
道具は活かすも殺すも技術者しだい!
posted by yoshiaki at 23:14
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