技術的に異常に難しいのや、「明日(金曜日)材料持ち込むんで、日曜日の夜までにおねがいしま〜す。ただしお値段はそちらの言い値で。」とか、「サイズ的にシマダさんのとこの設備がピッタリ。で、数が凄くたくさんあるんですけどやり切れますか?」とか。
駆け込み寺的な。
やれるところがなかなか無いから、わざわざネットで検索してるわけで。
条件的に厳しい仕事が多いです。
でも今のところ断ったのは難しすぎたやつ2件のみです。
ひとつは図面に書いてある公差の累積公差を計算すると板厚がなくなる製品とか、加工硬化するチタンでキー溝の幅の公差が+/-0.015とか。
チタンのほうは工具径補正の入れ方が独特なので、オシャカリスクが高すぎました。
加工硬化する材料は削り代0.01〜0.02mmとかだと、硬い加工変質層があるため工具が滑って削れません。うっかり仕上げに近い寸法にしてしまうと大変なことになります。
0.01mmきざみで径補正を5、6回いれてもまったく削れないのですが、「う〜む、0.02mm入れてみよう」って径補正を入れるといっきに0.10mmくらいでかくなったりします。
こういう現象を知ってても、なぜかやってしまうんだな。これが。
ネット受注もそれはそれで良いとして。
面会でお付き合いが始まったお客さま、非常にありがたく感じています。
みなさまワタクシの父親よりちょっと若いほどの年齢のかたなのですが、ワタクシがヒヨっこのせいなのか非常に良く面倒をみてくださいます。
ワタクシ、営業能力が不足しているのですが「最近ヒマですね〜」とか雑談してると「仕事とってきてあげるからちょっと待っといて〜」とか言われてます。びっくりです。
「あの、なんで自分の会社のために働かないんですか?」
とか質問してみたくなります。
設備投資のタイミングとか、中小企業の経営者用の共済制度とか、自分で経験して勉強していったら時間かかるだろうな〜っていうのを惜しげもなく教えていただいてます。
ほんとにいいんだろうか。
毎日「ありがとうございます」って50回くらいは言ってる気がします。
「ありがとうございます」って言うたびに良い気分になります。